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UFO問題を考える 76:エイリアン(グレイ)の人間への関わり方と人類の未来 2
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投稿者 あのに 日時 2018 年 9 月 21 日 18:50:24: xZaQXyDl16EGo gqCCzILJ
 

UFO問題を考える 76:エイリアン(グレイ)の人間への関わり方と人類の未来 2

1、エイリアン(グレイ)の人間への関わり方

UFO問題を考える 74:で、つぎのように書いた。

わたしがUFO問題を重要と思うわけは、人類史が、エイリアンとあまりにも密接にかかわってきたらしいのに、その痕跡はみじんもないのは、どんな理由があるのか、というわたしの問題意識があるからだ。隠さねばならないなら、その理由があるはずであり、それは、なんだろうとなる。単純に考えれば、われわれは、エイリアンのえさであり、それを知られては困るからだろう。

ここでは、わたしはあまりにも単純に考えてたわけだが(笑)・・・・

ホイットリー・ストリーバーの異星人遭遇シリーズ第3作目「遭遇を越えて」をみると、こういった単純な考えは、成り立たないかもしれない。もっと、複雑なのかも。

第4章夜の仕事 p45では、わたしの疑問とほとんど同じことをストリーバーも考えており、隠さねばならないなら、その理由があるはずであり、悪の意図があるのではないか、その先棒をかつぐのは、まっぴらごめんだ、と書いている。

そして、アブダクションの裏側を見せてくれるようエイリアンにたのむ場面がある。言葉とイメージの2種類で、念じるわけだ。エイリアンとストリーバーは、これでコミュニケーションが成立するらしい。UFOを呼ぶ夜の集会があるらしいが、こうやってUFOが姿を見せる場合もあるかもしれない。

ここから先の話は、UFO問題では、もっとも謎にみちた展開である。

2、グレイは、アブダクションで人間(アブダクティ)に何をおこなっているかをストリーバーに示す

グレイは、ストリーバーともっとも仲の良い友人とその子どもを使って、かれらがアブダクションで人間に何をおこなっているかを示すのである。この第4章夜の仕事 はアブダクションで人間(アブダクティ)にたいして、なにが行われているのか、の詳細がわかったおそらく、唯一の場面かもしれない。


・グレイは、アブダクティが人生の困難をのりこえやすくするための意志を強化する

グレイは、ストリーバーの願いを聞き入れ、いっしょに遠方のストリーバーの友人ドラ宅へ行き、その子どもにある処置をするさまを見せるのである。子どもの背骨をある棒でたたく。背骨は皮膚を通して、赤く光かがやく。それは、なにかを強化しているらしい。こうして、子どもの人生の困難をのりこえやすくするため、意志を強化することだったとストリーバーはいう。

ドラの子どもは、おそらくアブダクティなのだろう。だが、ドラは、いっさいUFOやアブダクションの存在を認めていない。どうやら、ストリーバーも、ドラもその子どもも、アブダクティであり、グレイは、かれらアブダクティを、できるだけ長生きをさせ、人生の困難をのりこえるようさせるようにと、サポートしているようなのだ。

このドラの子どもへの処置は、ストリーバーの頭部や眉間を、なにか定規のような棒で叩き、地球が滅亡するイメージを見せたりするのと、ある意味似ている。これも、よく考えれば、なにがなんだかよくわからない。
アブダクション証言に出てくる地球が滅亡するイメージなどは、なんのためかれらは人間に見せているのだろう、といつも疑問に思うが、とんとわからないのだ。「意志を強化すること」だと?

危機のイメージを見ることは、人の意志を強化するのだろうか?


3、これに関連した、その他。ついでに、この話の興味深い細部を紹介する。

この話には、さまざまな興味深い細部がある。さすが、高名な作家だけあり、いろいろ起きたことの細部までが、きちんと文章化されている。UFO問題、アブダクション事例で、ここまで、起きたことが、きちんと文章化されたことは、かってなかった。

いっぱいありすぎて、こまるが、たとえば、
のせられた小型UFOは小型乗用車サイズで、前2席後ろ2席くらいで、そのうしろは荷物スペースのようである。スピードはアメリカ大陸半分を40秒くらいで行くように、きわめて超高速である。小型乗用車サイズの小型UFO内部が描写され、乗車感など語られためずらしい例だ。

操縦者はアブダクティの人間に見える。顔を見てはいけない、とグレイにいわれるのは、社会生活で、出合う可能性があるのだろう。
かれは球形の操縦棹を操作して、ストリーバーも操作したくてたまらくなるが、テレパシーで察知したグレイに止められる。時速数十万キロの小型UFOにしては、きわめて操縦はかんたんなようだ。この球形の操縦棹は地球製UFOにも使われたことを、まえ書いたことがある。
こういった超高速の小型UFOは、現代のレーダーでは関知されないらしい。データをひろっても、あまりに高速なので除外されてしまうらしい。レーダーに写らないというより、データが捨てられるわけで、米軍のレーダーには、データを捨てないUFOだけに特化したレーダー網があるかもしれない。

うしろには、いつものラージグレイが乗る。そのうしろには、ラージグレイが使うらしい階級の昆虫型のエイリアンらしきものが、いくつか積まれている(笑)。
印象では、これらは小型インセクトイドにみえる。子どもの背骨の処置は、グレイでなく、この小型インセクトイド、ジェイコブズのいうインセクタリンの小型種が行ったのだ。かれらは、貨物あつかいなので、ラージグレイよりかなり低い階級なのであろう。スモールグレイがあるなら、ラージインセクトイドにもスモールインセクトイドがあるのであろう。ジェイコブズは、昆虫型のインセクトイドを、エイリアンの頂点だと判断しているが、これをみると、そうにはみえない。


・現実の物質界と非物質界の乖離がアブダクションにはいっぱい出てくるが、ここにもある

このはなしの、いちばんおどろくことは、これら全体はストリーバーは、現実の世界ととらえているが、おそらく見ているのは非物質界だ。なぜならば、街灯はすべて消えており、建物配置があとで確認したのと逆なのである。これらの特徴は、体外離脱の非物質界の特徴をそなえている。

たとえ、裸足の地面の感触があろうと、口に小石を入れて、現実であることを確認しようと、ここは現実の世界ではなく、非物質界にわたしにはみえる。

ここが非物質界なのか、現実の物質界なのかは、ちょっとながめただけでは、判別することはむずかしいということになる。木内鶴彦の臨死の例でも区別はかれにもわからないようで、非物質界か現実の物質界なのかは、かんたんにはわからないものなのだ。

この非物質界は、ストリーバーが夜中起きたときから、始まっている。この起床時の感覚の異常さは、記憶しておくべきであろう。なぜなら、かれが、変性意識にいる記述だからである。こんな細部まで記述できるとは、ほんとうに、ストリーバーはすごい作家であるとわたしは思う。

このとき、かれが非物質界にいることは、飼い猫が、フーッとうなったという記述からそう思うのだ。ストリーバーは、どういうふうかわからないが、体外離脱の状態で飼い猫と対面していたのだろうか。体外離脱の状態を、ふつうのひとが目撃すると、灰色っぽい霧のようだ、とよくある。幽霊の写真のように、影がみえるのかもしれない。飼い猫が、フーッとうなるはずだ。

肉体のストリーバーは、これとは別にエイリアンに連れられて、UFOにのったのだろう。こちらの情景はストリーバーの意識にないため、ストリーバーは永遠に思い出すことはできないのだろう。

よくある、アブダクションケースも、これと同じように現実界と非物質界が重なっているだろう。肉体のアブダクションの様子は、永遠に思い出すことはできないのだ。退行催眠で思い出すのは、体外離脱の状態のような、空中を浮かんでUFOに吸い込まれたというような情景なのだが、じつは肉体のほうは、小型UFOにのせられて、エイリアンの大型UFOにはいっているのだ。だが、それはけっして思いださない。

ここで、かってストリーバーは、現実界と非物質界には問題があって、小型UFOにのせられて大型UFOに、垂直にのぼって、はいっていく情景を思い出して「コミュニオン」に書いており、アブダクションケースでは、めずらしい証言だな、とわたしは思っていた。このときのぼるのに使われるのが、ケクスバーグのUFO墜落事件のようなドングリ型のUFOであることが多い。

だが、次の日、この友人ドラが電話をストリーバーにかけてきたことは、現実になにかが、ドラ宅で起きていたことはまちがいないのである。ストリーバーが昨夜、肉体としてドラ宅へいったことも事実なのではないかとも思う。
ストリーバーは、肉体としても友人ドラ宅へいくが、見ている視点は、体外離脱の状態であるということなのだろうか?

アブダクション問題で、もっともふしぎな、理解できない側面が、この 現実界と非物質界が重なっているらしいことだが、ここにも見られる。
だが、じっさいは、われわれのまいにちの生活でも、現実界と非物質界が重なっているのだが、われわれには関知できないだけなのだろう。エイリアンの操作によって、この裂け目がアブダクションでは出てくるわけだ。


4、エイリアン(グレイ)の人間への関わり ・・・結論

ここで、いままでをすこしまとめておこう。

有史以前から、行われてきたであろうエイリアン(グレイ)の人間への関わりが、ここではほんの一部だけが、かいま見えたわけだ。このあと、エイリアンは、人間の記憶を消したであろうから、エイリアン(グレイ)の人間への関わりがどうであろうと、いままで歴史に残らなかったことは、よくわかる。

だが、ストリーバーのことを思えば、かれらは、その場合の人間社会のデータは、すべてすいあげていただろう。多くの人は、かりにエイリアン(グレイ)の実在を認めたとしても、人間社会のことはかれらは、なにひとつ知らないと誤解するが、反対に知りすぎるほど知っていたわけだ。神だとされるのは、ここからくるわけだろう。

プライバシーをあたりまえのように考えるのは、人間だけであり、宇宙の多くのテレパシー種族にとっては、個がないがゆえ、個のデータは、基本的にはすぐ全体で共有することになるのだろう。テレパシー種族であるエイリアン(グレイ)にとって、人間のこころへ入って、そのすべてを知ることは、あたりまえにできるわけだ。神でもなんでもない。

反対に人間は、個のデータを、輪廻転生で、ひたすら高めることができる。テレパシー種族では、けっしてありえないことだろう。そういった個の質の高まりや確立は、テレパシー種族では、ぼう然と見ているしかないのだろう。これは一長一短なのであり、人間は個の質の高まりをめざした実験生物であるとわたしが書く理由だ。おそらく輪廻転生は、人間だけにあり、エイリアン(グレイ)にはないのであろう。

 

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