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自衛隊に破壊措置命令が 北朝鮮「ミサイル発射」の本気度
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/174432
2016年1月31日 日刊ゲンダイ
金正恩(左)と15年の朝鮮労働党70周年軍事パレード(C)AP
北朝鮮に弾道ミサイル発射の兆候があるとして、中谷防衛相はミサイルを迎撃するための「破壊措置命令」を出した。
命令は28日付で2014年4月以来。ミサイルの「破壊命令」とは物々しいが、もちろん、過去の命令では実際に弾道ミサイルを破壊したケースはない。
命令を受け、自衛隊は海上配備型ミサイル(SM3)を搭載したイージス艦と地上配備型のパトリオットによる迎撃態勢に入った。北朝鮮北西部のトンチャリにある発射台に覆いのような物がかけられているのが発射の兆候で、米国政府の担当者も2、3週間以内に「人工衛星」と称してミサイルを発射する可能性を示唆している。緊迫が高まる中、果たして北朝鮮は発射ボタンを押すのだろうか。
「間違いなく発射します」とはコリア・レポート編集長の辺真一氏だ。
「発射の背景には国連の制裁決議があります。1月6日に北朝鮮が“水爆実験”を行ったため、国連は経済制裁を実施する方針で、13〜14日に決議するとみられます。発射はそのころと思われます。あるいは金正日の誕生日の2月16日、早ければ『朝鮮人民軍正規創建日』の8日になるかもしれません」
辺氏によれば、経済制裁を牽制する目的のほかに、北朝鮮が宇宙開発の権利を主張していることも大きいそうだ。国連は北朝鮮の宇宙開発を禁じている。これに対して北朝鮮は「国家の主権を侵された」「ロケットを飛ばさないのは国家の自尊心を放棄するも同然」と反発。国の威信をかけてロケットと称するミサイルを発射しようとしているのだ。
「万一、国連が制裁決議をしない場合でも、北朝鮮は宇宙開発の権利を獲得するという理由で発射ボタンを押すでしょう。前回の12年12月に発射したテポドンは全長30メートルで重さ92トン。1段目は20メートルでした。今回のミサイルは発射台が以前の50メートルより長い62〜67メートルで、1段目は30メートルと10メートルも長くなった。射程距離も前回の8000キロから9600〜1万2000キロに大幅に伸長。東に向けて放てば日本を飛び越える。米国本土近くに落とせば、米国を挑発することになる。そうした事態を考慮して、前回と同様にフィリピンの沖合に落下させると思われます」(辺真一氏)
ミサイルが日本に向かってくることはなさそうだが、金正恩はボタンに指を掛け、米、韓、日の右往左往を見てニンマリしているだろう。
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