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国際人権団体ヒューマンライツ・ウォッチが、「アメリカ軍は、過去における自らの戦争犯罪に対し、まともな責任をとった経歴はない」と表明しました。
アメリカ議会の公式通信のインターネットサイトによりますと、ヒューマンライツ・ウォッチのサラ・マーゴン代表は、アメリカ・ワシントンにおいて、同国のカーター国防長官に対する書簡の中で、「アメリカ軍の規則制度は、戦争犯罪と見なされるイラクやアフガニスタンでの出来事に対する引責に関して、真っ当な経歴を持っていない」と語っています。
また、「アフガニスタン・カンダハール州にある、国境なき医師団傘下の病院への爆撃に関する独立した調査が行われるべきだ」と述べました。
さらに、「この空爆は、隠れた戦争犯罪と見なされており、アメリカ軍司令官の勢力行使なしでの、これに関する引責が求められている」としています。
今年10月3日の深夜、国境なき医師団に属するアフガニスタン・クンドゥズの病院が、タリバンによるこの都市の制圧の後、アメリカ軍の爆撃を受け、少なくとも30名が死亡、他数十名が負傷しました。
AP通信も、アメリカの情報機関の要員の話として、「アフガン駐留のアメリカ軍はこの病院の地理的な所在地を正確に把握していたにもかかわらず、タリバン軍の拠点が存在するという口実で、この病院を攻撃した」と報じています。
2015/12/22
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/60881
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