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極めて深刻な事態(イラク州都陥落)
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4876968.html
2015年05月21日 NEVADAブログ
米国務省高官は20日、記者団に対し、過激派組織「イスラム国」がイラク・アンバル州の州都ラマディを制圧したことについて「極めて深刻な事態だ」との見解を示したと報じられていますが、米高官がイラクでの不利な戦況について明確に発言するのは初めてとされています。
では、何が深刻な事態なのでしょうか?
国防省ウオーレン報道部長が記者会見で述べた内容を見れば事態の深刻さが分かります。
『ラマディが陥落しイラク軍部隊が撤退した際に、戦車6両、多数の迫撃砲、車両約100両、大量の弾薬が置き去りにされた』
当然、これら武器は「イスラム国」が使うことになりますが、どれだけの弾薬が放置されたのか明確にされていませんが、戦車6両と車両100両から推測すれば、とんでもない数の弾薬が「イスラム国」側に渡ったと見られ、『深刻な事態』というのも分かります。
今後、米軍がイラク軍に供与した武器が相次いで「イスラム国」側に渡るようなことになれば、戦況は悪化する一方であり、米軍が地上兵を送らない今の戦略が変えられることになるかも知れません。
ただ、地上兵を送れば地獄を見るとも言われており、大統領選が近い今の状況下で地上兵派兵策はとれる作戦ではなく、いずれ「イスラム国」がイラク・シリアを制圧する事態に発展するかも知れません。
今の米軍・CIAは、エージェントが事実上いなくなっており、目(イーグルアイ)を奪われた状態と同じ状況にあり、
まともな戦略を立てられない状態になっているとも言われており、これに対して、「イスラム国」は高等戦略を持って対峙してきており、とても敵う相手にはなっていないのかも知れません。
サウジがロシアに接近するのも米軍の力が落ちてきているからとも言え、中東情勢は今後大混乱に陥るかも
知れません。
- 米ロ、IS対応通じ歩み寄り模索か〜イラク、IS制圧のラマディ奪還へ民兵集結/nhk 仁王像 2015/5/22 20:08:47
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