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あの押尾学が元「参院のドン」村上正邦事務所でお茶酌みしていた!
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/5746
週刊文春 2015年12月31日・2016年1月7日 新年特大号
酒席にスポーツジム。国内旅行に行ったと思えば、韓国、そしてパワースポット・セドナへの旅。
ここ数カ月来のインスタグラムやツイッターの更新が愉しそうなものばかりなのが、押尾学(37)。
政治家事務所の書生に!?Photo:Kyodo
09年8月2日に起きた事件は衝撃的だった。
六本木のタワーマンションの一室で、ホステスの女性と一緒に合成麻薬MDMAを摂取し、その影響で女性は死亡。全裸遺体となって発見された。
当初姿をくらましていた押尾が事情聴取を受けに警視庁麻布署に出向いたのは翌3日のことだった。
「まず麻薬取締法違反で逮捕され、その後女性を放置したとする保護責任者遺棄罪と合わせて3年6カ月の実刑判決を受けました。
12年3月に収監され、満期は今年の9月の予定でしたが初犯で模範囚だったので昨年12月中旬に仮釈放となりました」(社会部記者)
出所後の彼について、報じられたのは「デート」の様子ばかりだ。なかでも「FRIDAY」(9月4日号)には、8月中旬の昼下がりに虎ノ門ヒルズのオープンテラスで美女とワインをガブ飲みし、別れ際には長々と路上でキスする様子を激写されている。
「『カノジョですよ』とか『芸能界に復帰はない』、『芸能界の頃より全然儲かってるよ』とか『雇ってくんない? オレ、マスコミで働けるかな?』とか、直撃取材に対するリップサービスは小1時間も続いたそうです。確かに経済的な余裕はありそうだったし、一体なんの“商売”をしているのかと芸能マスコミでも首をひねるばかりでした」(芸能記者)
最近も自身のSNSに、「家のロビーと待合室」として超高級マンションの写真をアップしたものの、一体その“元手”がどこにあるのかわからない。
9月に連絡をとったという旧友は、こう話す。
「『楽しくやってる。心配ナシで!』って。余裕綽々って感じでした」
そんななか、意外な場所に押尾が出入りしていることがわかった。
“永田町”である。
とある政界関係者が語る。
「最近、政治家・村上正邦氏の事務所に伺ったとき、スラッとしたイケメンがお茶を出してきたんです。誰かと思ったら、それがあの押尾学だった。どうやら書生のように、事務所で働いているようですよ」
KSD事件で服役Photo:Kyodo
元自民党参院議員、労相まで務めた“参院のドン”こと、村上正邦(83)。
00年に起きたいわゆる『KSD事件』で、KSD側に有利な国会質問を行った見返りに賄賂を受け取ったとして、翌01年受託収賄の疑いで東京地検特捜部により逮捕。最高裁まで戦ったものの、懲役2年2カ月、追徴金7288万円の実刑判決となり、08年5月から翌秋まで服役した。
「その関係もあり、いわゆる“国策捜査”や“冤罪問題”について一家言あり、〈日本の司法を正す会〉を永田町の事務所で開催しています。押尾さんも、そういった人脈からの紹介で、村上事務所にたどり着いたのかもしれません」(政治部記者)
にしても、政治家の事務所での“書生さん”はあまりにも似合わない。
「毎日定時に通っているわけではなく、時折事務所に顔を出しては村上氏と話し込んだりしているようです。お手伝いとか下働きというよりは、一種の“お勉強”という感じ」(同前)
まさか「末は政治家」ってことはないだろうが、結構潤沢な“生活資金”は一体どこから?
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