http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/821.html
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「安保法制の違憲性をめぐる「論理の戦い」で、もう政権側の「負け」は誰の目にも明らか:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/17627.html
2015/6/17 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
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群集心理に思考を支配されると、自分が属する「群衆」がどちらの方向を向いているかだけが関心の対象となり、違う方向を向く人間への攻撃性に歯止めがなくなり、道義的な自律の感覚も失われて、やっていいことと悪いことの境界も平気で踏み越えるようになる。
こうした人間が、国の舵取りを司っている。
長谷部恭男教授「砂川裁判で問題となったのは日米安全保障条約の合憲性であって、日本の集団的自衛権は全く争点になっていない。この判決から集団的自衛権の行使が合憲だとする政府の主張は法律学に衝突する考えだ。国民を愚弄していると思う」(NHK)http://bit.ly/1R2Dcr6
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昨晩7時のNHKニュース、長谷部恭男氏の記者会見での説明内容はきちんと報じていたが、別の地方公聴会を傍聴した「市民の声」のトップに「我さえよければ、という考え方は勝手すぎる」という意見を出したのは、かなり底意地の悪い印象操作だと思う。
NHKの職員は、首相の安保法制に反対する人間が「自分さえ良ければいいと考える人間」であるかのように露骨に印象操作している。
この種の「相手が主張していないことを主張しているように事実を歪める」のは「わら人形理論」という詭弁術だが、NHKは受信料でその詭弁を使って視聴者を騙している。
安保法案、6人中5人反対=「憲法違反」「改憲で」衆院審が地方公聴会(時事)http://bit.ly/1R2BxBS
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「諸外国との協調なくしてわが国の安全は守れない」等の漠然とした一般論は、今の議論とは全然関係ない。
その一般論に反対する人はたぶん誰もいない。
論点をすり替えている。
「他国との協調」や「日米同盟の重要性」は、現在首相が強行に進める安保法制とは分離できる。
憲法学者のほぼ全員が「違憲」と判断する安保法制を廃案にしても、他国との協調や日米同盟は十分に維持できる。
アメリカの最大の同盟国の一つであるカナダは、根拠不明だとしてイラク戦争に派兵しなかった。
安保法制の違憲性をめぐる「論理の戦い」で、もう政権側の「負け」は誰の目にも明らかなのに、なおも「いや、勝っている」と頑なな態度を崩さず、詭弁と強弁と恫喝にしがみつく姿は、戦争の「負け」が明らかになった後も「降伏」せず、自国民を死なせ続けた70年前の日本の戦争指導部の姿と全く同じ。
昨晩の『報道ステーション』での安保法制に関する報道と、憲法学者のアンケート回答のネット公開はすごく良いと思う。
回答を読むと多くの憲法学者が様々な角度からこの問題に光を当てた上で、どの角度から見ても「憲法違反」と結論づけているのがわかる。http://bit.ly/1Gp1qZD
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神戸大学准教授・木下昌彦氏「今回の安保法制は、単に自衛隊の活動の範囲を拡大するというのみならず、武力行使の憲法的統制という日本国憲法の平和主義の基本理念を空文化するもの」「『量的』というよりもむしろ『質的』に違憲である」(テレビ朝日)http://bit.ly/1fdRidq
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北九州市立大学教授・植木淳氏「政府は、『必要最小限の手段』という要件で歯止めがかかるとの説明に終始しているが、どこまでがアメリカの『自衛権』なのかが整理されなければ、日本の『集団的自衛権』の範囲も画定できないはずである」(テレビ朝日)http://bit.ly/1GIVyOo
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関西学院大学法学部教授・長岡徹氏「政府の説明にはごまかしが多い」「『専守防衛』とはわが国の領土の防衛の意であったはずだ。日本が侵略(武力攻撃)を受けているわけでもないのに武力を行使することのどこが『専守防衛』なのだろうか」(テレビ朝日)http://bit.ly/1MY5bHO
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専修大学法科大学院教授・石村修氏「『集団的自衛権』の行使は認められないとした解釈を、国民並びに国会の真意を問う以前に、『閣議決定』によって内閣が一方的に変更してしまうことは、憲法99条の『憲法尊重擁護義務』に違反する行為」(テレビ朝日)http://bit.ly/1JUqr1i
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「日本の首相が進める『海外派兵』法案が有権者を怒らせている」という英ガーディアン紙の報道。http://bit.ly/1ToXsHi
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「首相の支持率が41%に低下し、63.7%が集団的自衛権に反対、ほぼ8割が政府の説明は不充分と回答」
安倍晋三首相は15日の自民党役員会で「国連平和維持活動(PKO)法案(審議)のときも(批判されたが)今は評価されているので、自信を持ってやっていきたい」と述べ、今国会での成立を目指す考えを改めて示した(時事)http://bit.ly/1MY4nmh
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何の説明にもなっていない。
首相動静(6月15日)午前11時16分から同51分まで、月刊誌WiLLのインタビュー(時事)http://bit.ly/1Lc2cxp
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月刊誌WiLL最新号の巻頭特集「安倍総理の米議会演説」■金美齢「教科書に載せるべき歴史的名演説」■田久保忠衛「米国が安倍総理を大歓迎した理由」
首相が、安保法制の違憲性指摘の嵐という「厳しい現実」と向き合わずに逃げ、「批判を無視して良かった時もあった」等の意味不明の詭弁に頼ったり、おべんちゃらを言ってくれる提灯持ちのインタビューに答えて悦に入る。
安全保障問題に限らず、こんなひ弱な人物に国の指導者という役割は荷が重すぎる。
>安全保障関連法案に反対する学者の会 記者会見での質疑。「多くの分野の研究者が集まって声をあげた意義は?」→海部宣男国立天文台名誉教授「科学の持っている力の大きさ故に、平和と民主主義のために役に立たなければいけない。このことは、ここに名前を連ねたみなさん同じ思いのはず」。
>堀 潤 慶応大学名誉教授の小林節さん、早稲田大学法学学術院教授の長谷部恭男さんの日本記者クラブの会見。「砂川判決は米国の集団的自衛権と日本の個別的自衛権について言及しただけで、日本の集団的自衛権については触れていない」と現政権の解釈を否定。
- 長谷部教授のデタラメな説明:「日米安全保障条約」は集団的自衛権の行使、最高裁は日米安保に関する違憲審査を放棄 あっしら 2015/6/17 03:37:46
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