http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/701.html
Tweet |
http://31634308.at.webry.info/201506/article_13.html
2015/06/14 21:47
高村副総裁が、国会の憲法審査会に招致した3人の憲法学者が、全員「違憲」との判断を述べたことで、高村氏が「違憲、合憲」は学者が決めるものでなく、「最高裁が決めるものだ」と言い放った。
この言葉を聞いて、同じ印象をもったのが、菅官房長官が「合憲という学者もたくさんいる」と答え、辻元議員から、「たくさん」の学者の名前を挙げてほしいと言われた時、3名程度の名しか挙げられず、それではたくさんではないと言われ、「数ではない」と答えた。まるで中学生の屁理屈である。政府の官房長官が、口から出まかせを述べている。よく昔、親から怒られて口答えをしたとき、「屁理屈をいうな」と言われたものだが、その類の話である。
高村氏は、「違憲、合憲」は最高裁が決めるもので、象牙の塔の学者が決めるものではないと言い放ったが、自分で気づかず菅官房長官の屁理屈と同じ状態に陥った。砂川判決は、日米同盟の中での自衛隊の存在が問われたものだ。つまり、個別的自衛権についての合憲を述べたもので、集団的自衛権については判決を避けたのである。それも、最高裁は、高度に政治的な解釈は裁判に馴染まないと、判断を避けたということである。
したがって、そもそも最高裁が集団的自衛権についての判断を拒否していた砂川判決を拠り所にして、戦争法案の集団的自衛権が合憲ということ自体、自己「矛盾」に陥っていることを知らないで述べているのである。究極の自己矛盾に落ちている。
本当に、戦争法案を通したいなら、憲法を変えるための国民投票でやるしかないのだ。
- 「砂川判決は、日米同盟の中での自衛隊の存在が問われたもの」ではなく、駐留米軍の合憲性問題 あっしら 2015/6/15 03:50:22
(0)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK186掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。