http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/636.html
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(回答先: 山崎拓氏ら、安保法案批判会見のウラ 浅川博忠氏「勝算は低い」 [ZAKZAK(夕刊フジ)] 投稿者 ニュース侍 日時 2015 年 6 月 13 日 17:53:03)
安倍晋三という政治家は幸せ者だとつくづく思う。
というより、安倍首相のブレーンが優秀といったほうがいいのだろう。
中国にとどまらず北朝鮮までが安倍首相に期待を寄せ、奇妙なことに、日本国内も、右派・左派がシンクロすることで安倍政権の政策実現を後押ししている。
最近何回か投稿してきたが、安倍政権は、米国のてまえ新安保法制を成立させたいとは思っているが、新安保法制に従って自衛隊を派遣することはやりたくないとも思っている。(どこまでできるかはともかく、新安保法制は、神棚に飾る紙切れにしたいと思っている)
もっと言えば、米国側に気が付かれないようになんとかして、これまでのような対米従属から少しずつ脱却したいと思っている。
新安保法制についても、支離滅裂な説明でがあるが、安倍首相は個別的自衛権の“拡張”と言い張っている。
日本は、既に、60年以上前から日米安保条約締結というかたちで集団的自衛権を行使しているが、新安保法制の内容がその“拡張”と解釈されることを恐れている。
というのも、米国が長い間強くそれを要求してきたからである。
しかし、米国支配層の強い要求に応じて上程した新安保法制が、個別自衛権の“拡張”だけであることや“自衛隊が血を流すような危険なこと”を含まないものだと明らかになれば、米国側が黙っていない。
安倍氏の“お友達”である亀井静香氏、政治の裏側を知っている山崎拓氏や古賀誠氏の反安保法制活動は、新安保法制が“危険”で“違憲”と強く非難することで、米国側も、新安保法制が日本に強く望んできた「米軍の軍事行動への参加」を意図したものと“誤解”してくれると期待して行っているものだと思う。
このような意味で、まっとうな政治感覚をもった人たちが新安保法制に反対していることも、安倍首相にとって心強いことなのである。
それほどバカではない米国支配層にどこまで通用するかはわからないが....
しかし、こんなアホらしい政治はできるだけ早く終止符を打たなければならない。
そのためには、日米安保条約廃棄を是とする政治的雰囲気を増大させなければならない。
軍事のみならず、農業・武器輸出・原発を含むエネルギー・航空路など極めて広い範囲の政策が日米安保条約の強い影響を受け、思うように国策化できない歴史が続いてきた。
誤解もあるようだが、憲法改正を阻止している最大の要因は米国支配層の反対である。
日本が憲を法改正して米国から自立することを嫌がっている。憲法&安保条約の枠組みに日本をとどめつつ、自分たちの都合で武器を買わせたり派兵をさせたりできればいいと考えている。
70年間にわたって染み込んできた対米従属の“心地よさ”錯覚からそろそろ脱却するときである。
※参照投稿
「安倍首相は、奇妙なかたちで「戦後レジームからの脱却」をめざし、自ら“しばかれ隊”を買って出ている変態」
http://www.asyura2.com/15/senkyo186/msg/533.html
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