http://www.asyura2.com/15/senkyo181/msg/843.html
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「今の政権には集団的自衛権を行使できるだけの国際感覚はない:masanorinaito氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/16931.html
2015/3/22 晴耕雨読
https://twitter.com/masanorinaito
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“@thei100: Where Isis supporters tweet from http://i100.io/MG2ufsi ”←信憑性は知らないが、ISへの資金源がどこにあるか、わかる気がする
中国の脅威に対する米軍の支援に新安保法制で報いるのは大きな間違いである。
中国の脅威が武力行使として表れるような事態は米国にとって、世界にとって重大な脅威となり、世界大戦への幕開けとなりかねない。
従って、可能性は極めて低い。
逆に、中東での米国への脅威は日常茶飯である
中東やアフリカでの米国への脅威に対して、同盟国として協力を求められる可能性は高い。
だが、問題は米国の中東政策はイスラエルとの緊密な関係に基づくため、多くの場合、イスラム教徒(もはやアラブかどうかの問題ではない)の激しい反発を引き起こす。
それに追随するなら従来の中東の信頼を失墜する
端的に言って、9.11のようなテロが発生したらどうするのか?
その可能性は過去よりも高い。
日本人も犠牲になった。
これは日本の平和と安全に重大な脅威である。
ならば、テロ組織が存在する地域に米軍が侵攻するにあたって、後方支援をするのか?
前回のように海上給油だけでなく地上部隊も出すのか?
政府は二言目には、ホルムズ海峡の機雷掃海を持ち出すが、機雷掃海ならば、日本のタンカーを保護するための個別自衛権でも対処できるはず。
危険なのは、集団的自衛権行使の対象となる米国の冒険主義が一度も成功していないことだ。
それに、ペルシャ湾に機雷をばら撒いたのは1991年の湾岸戦争。
その前年の湾岸危機は、イラクがクウェートを侵略して石油利権を手中にしようとしたことが発端。
そのイラクに、膨大な兵器を供与したのは米国と同盟国。
なぜなら、1979年のイラン革命で隣国イランが反米の拠点となったから。
イランがなぜ反米の拠点になったかといえば、イラン・イスラム革命以前のバーレビ王朝の独裁を米国が育てた諜報機関を通じて支え続けたことが人々の怨嗟の的となったから。
イラクは80年から88年までのイラン・イラク戦争で、米国の敵イランと戦ってくれた。
だが、その後イラクも暴走する。
イランと戦ったのはフセイン政権、クウェート侵攻からイラク戦争まで米国の敵となったのもフセイン政権。
その当時から、米国の中東政策は、読みを間違え過ぎてきた。
湾岸戦争の時、日本の人は忘れているが、フセイン政権は突然、この戦いはパレスチナとの連帯とか言い出し、スカッドミサイルをイスラエルに撃ち込んだ。
これで、それまでテヘランの米国大使館を占拠した忌まわしいイランと戦ってくれるフセイン政権は米国とイスラエルにとって粉砕すべき敵国となった。
米国は、実際に、叩き潰すまでに20年かけているが、その間に湾岸戦争で米国に協力した北イラクのクルド人はフセイン政権による虐殺と大弾圧の標的となった。
だから、03年のイラク戦争でクルドは最後の賭けに出て米軍を支援した。
今モスルをISから奪還するという米国はクルドに同地域を渡すだろう
これによってイラクは分裂する。
しかしイラク中央政府は、すでに国軍をイラン革命防衛隊が支援しており、分裂となれば人口で多数を占めるシーア派のイラクは、イランと合体する。
米国の中東政策とはこういう事をお越し続けたのである。
そこに、日本が出て行って何をしようというのか?
むろん、政権だけを責めることはできない。
教育に携わる私たちも、若い人に世界の動向をキャッチアップできるだけの仕事をしてこなかった。
だが、今の政権には集団的自衛権を行使できるだけの国際感覚はない
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