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カラパイア
2017年12月22日
インド、ウッタラーカンド州の発電所の跡地にて、点検を行っていた技師により恐竜に似た死体が発見された。
それは化石ではない。ミイラのような状態にあったその死体は小型の恐竜に似ており、現在その正体の特定が急がれている。
Scientists baffled as corpse resembling a DINOSAUR is found with flesh still on its bones in India
形状的には6500万年前に絶滅した獣脚竜に似ている
候補として挙げられているのは、デイノニクス、コエロフィシス、ドロマエオサウルスといった恐竜だ。いずれも獣脚竜という、ティラノサウルスからアンキオルニス属までさまざまな大きさの恐竜が属するグループの仲間で6500万年前に絶滅したものだ。
本当に恐竜なのか?解析されるまでは謎
インド林野部のパラグ・マドゥカル・ダカテ博士は、解析が済むまでは謎の存在として扱われるだろうと話す。
「恐竜のような外見ですが、試験がすべて終わるまでは何とも言えません」とダカテ博士。
デリー大学古生物学科博士課程の学生であるアリアン・クマール氏は、これほどの長い期間、恐竜の骸骨が保存されるのはありえないとコメントする。
「獣脚類と呼ばれる非鳥類型恐竜は6500万年前に絶滅したが、この死体は獣脚類によく似ている。だが、恐竜の骸骨が化石にならないまま数千万年も保存され続けるなど考えにくい。わずかな可能性として、博物館が薬品を用いて保存したならそれもありえる。だがもしそうなら、ここで見つかった理由が分からない。」
ウシ科の胎児である可能性も
現在この標本はインドのクマウン大学で歴史的解析を受けている最中だという。死体については、ウシ科の胎児ではないかという推測もあるが、今のところはっきりとしない。
−後略−
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