http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/549.html
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http://www.sankei.com/west/news/170601/wst1706010069-n1.html
ハス群生地「再生は事実上不可能」 草津市の琵琶湖 消滅受け研究者が調査
全国有数のハスの群生地だった滋賀県草津市の琵琶湖で昨年、原因不明のままハスが「消滅」した問題で、市の依頼を受けて調査した研究者が「人間の力で、短期間のうちに群生地を復活させるのは事実上不可能」との見解を示していることが分かった。
熱気球の「観光フライト」や、モーターボートの「ハスクルージング」などで多くの観光客を集め、観光産業として期待されていたが、調査結果をまとめた報告書は自然の力を主として「長期間にわたる対応」を求めており、打撃は避けられなさそうだ。
ハスが群生していたのは同市の烏丸半島の周辺一帯(広さ約13ヘクタール)。昨年ハスが急に姿を消し、市などが調査に乗り出していた。同市はさらに再生の可能性を探ろうと、最初の調査には加わっていなかった「滋賀自然環境研究会」代表の小林圭介・滋賀県立大名誉教授らに調査を依頼した。
粘土質が砂地に
小林名誉教授らは、約20年前の調査結果などとも比較し、消滅理由として、湖底の泥の中のメタンガスが増えた▽湖底の土壌が、ハスの生育に適した粘土質から砂地に変化した−ことなどを新たに指摘。要因が複合的に関連していることもあって「(ハスが生育できる)諸条件をかつての状態に戻すことは不可能」などとする報告書をまとめた。
小林名誉教授は、産経新聞の取材に「100%ないとはいえないが、短期間のうちに群生地が再生される可能性は低い。人間が力を加えるのは必要最小限に抑え、長いスパンで、できることを模索していくべきだ」としている。一方、報告を受けた草津市環境課は「関係機関と調整しながら、ハスの再生を検討していきたい」としている。
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すき間もないほどハスが生い茂っていた以前の群生地=平成16年7月、滋賀県草津市
http://www.sankei.com/west/photos/170601/wst1706010069-p1.html
草津市立水生植物公園の裏手の琵琶湖。ハスの姿はほとんど見られなかった=草津市下物町
http://www.sankei.com/west/photos/170601/wst1706010069-p2.html
上の二つの写真を比べると、突然のハスの消滅に驚きます。平成16年の写真ですが、ハス消滅は昨年からです。平成27年までは平成16年と同じであったとされています。
琵琶湖の南にかなり寄った地域です。滋賀県周辺の活断層を
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXP25&_period=7days&rn=37242
で見られますが、烏丸半島周辺では記載がありません。
湖底の粘土が砂になってしまったというのは、基本的に湖底から水が噴出しているということで、いわゆる噴砂と同じ現象が起こったと思えます。中央構造線にどちらかと言えば近い地域であり、大地震の発生の可能性があるのか、ないのか、心配です。
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