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http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20170402/5228821.html
“春”の流氷 釧路川を上る
04月02日 18時58分
先月、9年ぶりに「流氷初日」を観測した釧路市で、流氷の一部が港に近づいたり、川をさかのぼったりする様子が確認され、4月に訪れた冬の使者を一目見ようと見学に訪れる人たちでにぎわっています。
釧路市では先月22日、沖合にある流氷が肉眼で確認され、釧路地方気象台は9年ぶりに「流氷初日」を発表しました。
流氷は一時沖合から離れましたが、先月下旬から再び近づき、釧路港周辺などに押し寄せています。
2日午後には、釧路川にかかる幣舞橋付近で数十センチから数メートルの大きさの流氷が川の上流に向かってゆっくりと流れる様子が確認できました。
気象台によりますと、風向きや海流などで流氷が沿岸に近づいたとみられるということですが、流れ着いた流氷の規模が小さいため、流氷の「接岸」とは認定していないということです。
気象台によりますと、釧路市で4月に流氷が見られるのは昭和59年以来33年ぶりだということで、川岸に集まった人たちが冬の使者の流氷を珍しそうに眺めていました。
東京から訪れた夫婦は「大きくてびっくりしました。珍しいものを見ることが出来てよかったです」と話していました。
気象台によりますと、港や川周辺の流氷はしだいにとけたり、遠ざかったりする見込みだということです。
【釧路の流氷観測】
札幌管区気象台によりますと、釧路市での「流氷初日」は、昭和21年の観測開始以降、去年までで28回観測されています。
これまでの記録では、観測されたうちで最も早かったのは昭和35年の2月1日、遅かったのは昭和60年の3月21日でした。
去年まででは「流氷初日」の観測は平成20年が最後で、平成22年までの30年間で計算した平年値(実際にはこのうちの10年で観測)は2月28日です。
一方、流氷が最後に見えた日を指す「流氷終日」は、最も早かったのは昭和42年の2月15日、遅かったのは昭和59年の4月23日で、昭和59年は「流氷初日」から「流氷終日」までの「流氷期間」が63日と最も長くなりました。
平年値でみますと、「流氷終日」は3月17日、「流氷期間」は18日です。
一方、沿岸のほとんどが流氷で覆われる「流氷接岸初日」は、過去9回しか観測されておらず、去年まででは昭和62年が最後の観測です。
釧路市の「流氷接岸初日」は、最も早かったのは昭和49年の2月20日、遅かったのは昭和36年の3月31日でした。
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