http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/514.html
Tweet |
ゴキブリ
繁殖に雄いらず 雌3匹以上で単為生殖促進
毎日新聞2017年3月13日 11時02分(最終更新 3月13日 13時38分)
北海道
科学・技術
話題
速報
サイエンス
http://cdn.mainichi.jp/vol1/2017/03/13/20170313k0000e040198000p/7.jpg
=iStock
全国に分布するワモンゴキブリは雌だけで3匹以上いると、雄と交尾せずに子孫を残す「単為生殖」が促進されるとする実験結果を、北海道大の研究チームが13日発表した。単為生殖できる他のゴキブリも同様の性質をもっている可能性がある。動物学専門誌に掲載された。
【マンガで解説】飲まず食わずでも1カ月生存…ゴキブリの能力とは
<そうだったの?>アース製薬救った「ごきぶりホイホイ」誕生秘話 当初の名前は…
<ゴキブリにさようなら>引っ越し後の簡単キレイ術を教えます
<はごろもフーズ>ツナ缶にゴキブリが混入 自主回収はせず
<そんな昔から…>縄文土器からゴキブリの卵発見
害虫駆除では雌のフェロモンで雄を引きつけて殺虫し、繁殖を妨げる方法があるが、ワモンゴキブリは雌雄両方の駆除を徹底しないと効果が小さいと考えられる。
チームはワモンゴキブリを▽雌雄1匹ずつのペア▽雌1匹だけ▽雌だけ2〜5匹−−など11パターンで、それぞれ14組以上を容器で飼育。複数の卵が入ったカプセルのような「卵鞘(らんしょう)」を形成するまでの期間を2回目まで調べた。
その結果、雌3匹以上では最初の形成が平均10日程度と1匹だけより3日程度早く、2回目では9日程度早くなった。15匹以上で飼育を始めたケースでは、雌だけで3年以上もコロニー(集団)を維持している。
匂いや物などを感じ取る触角を切除すると卵鞘形成が遅くなったため、単為生殖促進には触角で他の雌を確認することが必要だと考えられるという。チームの西野浩史・北大助教(神経行動学)は「集団のケースで単為生殖が進むのは、子の生存率が高くなるからではないか」と話す。【大場あい】
文字サイズ
印刷
シェア
Timeline
4595
653
関連記事
世界的に減少 ミツバチの精子をダメにするもの
米動物園、ゴキブリにスーパースターの名前を付けた
ワンプッシュで退治 フマキラーがゴキブリ用の新殺虫剤発売
http://mainichi.jp/articles/20170313/k00/00e/040/183000c
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
▲上へ ★阿修羅♪ > 環境・自然・天文板6掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。