http://www.asyura2.com/15/nature6/msg/239.html
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2016-02-07 哲学者=山崎行太郎の政治ブログ『毒蛇山荘日記』
情報源「若山照彦」に群がった大新聞の科学記者たちの動向?何故、彼等、新聞記者たちは、「若山照彦問題」に気付かなかったのか?それとも若山照彦氏の「仲間」だったのか?
「週刊新潮」と「週刊文春」が、小保方晴子さんの暴露本『あの日』(講談社)の刊行を受けて、早速、反論、反撃の記事を書いている。しかし説得力ゼロである。「小保方博士バッシング報道事件」の当事者の一翼を担ったメディアとしては、そういうしかないのだろうが、もう少し、内容のある記事が書けなかったものだろうか。
参考のために、以下に拙ブログの「過去記事」より引用しておく。
哲学者=山崎行太郎の『毒蛇山荘日記』
2014-07-24 編集
若山照彦の責任を、何故、東大教授やエセ科学者たちは追求しようとしないのか?彼らも同類=仲間だからではないのか?若山照彦は、6/16に記者会見し、「小保方晴子さんがマウスをすり替えた」「スタップ細胞はES細胞の可能性が高い」・・・と、記者たちを前に宣言した。そして、エセ科学者たちは、決定的証拠が見つかったと大騒ぎしたのだった。しかし、その後、事態は急変。若山照彦は、迷走を繰り返している。どうも、「小保方晴子さんがマウスをすり替えた」という遺伝子解析に基づく科学的説明に間違いがあることが、他の研究者の指摘から、分かったらしいのだ。そこで、Nature論文取り下げの理由説明を、こっそり共著者たちに無断で書き換えたり、書き換えたのは自分じゃないと言い張ったり、実は、書き換えを自分でやったと認めたり・・・という迷走が始まったのだった。
■6/16の若山照彦が、記者会見で「マウスすり替え論」を主張した報じた新聞・・・。
■若山照彦が、Nature論文撤回理由説明文の書き換えを認めたことを伝える新聞・・・。
STAP論文撤回、若山氏が理由修正 ネイチャー誌、掲載直前に
2014年07月17日05時00分
英科学誌ネイチャーに発表されたSTAP細胞論文の撤回理由の文が、掲載直前に修正されていたことがわかった。主要著者の一人の若山照彦・山梨大教授が6月に発表したSTAP細胞にかかわる試料の解析結果が誤っていた可能性が出てきたためとみられる。若山氏は「改めて詳細な解析結果を公表する」としている。
印刷された7月3日付の同誌に載った撤回理由には「STAP幹細胞の元になったマウスは若山研究室にはいなかった」という趣旨の記述があるが、電子版では削除されている。朝日新聞の取材に、ネイチャー編集部は、修正依頼が印刷の締め切りに間に合わなかったと説明。若山氏は、自らがこの記述の削除を同誌に依頼したことを認めた。
■6/16の若山照彦会見を鵜呑みにした日経新聞記事・・・。
STAP細胞の正体
古田彩(編集部) 詫摩雅子(科学ライター)
STAP細胞とは何だったのか。
理研統合生命医科学研究センターの遠藤高帆上級研究員による公開の遺伝子配列データの再解析と,共著者の若山照彦山梨大学教授が第三者機関に委託して行ったSTAP幹細胞の調査結果は,STAP論文における研究不正が,理研が不正認定した2項目をはるかに超え,研究全体に及ぶことを示している。
論文で「STAP細胞」と呼ばれている細胞は,どれも同じ細胞ではない。少なくとも3種類あり,実験ごとに異なる細胞が使われている。遺伝子解析に使われたのはうち2つ。1つは染色体異常が生じた多能性幹細胞で,ES細胞(胚性幹細胞)とみられる。もう1つは多能性のない普通の細胞で,酸に浸けたマウスの脾臓細胞だと推定される。STAP幹細胞の元になり,キメラマウスを作製したSTAP細胞は,ES細胞の立体培養だった可能性が高い。STAP細胞を培養して作ったとされる「FI幹細胞」のうち,遺伝子解析実験に用いたものは,ES細胞とTS細胞(栄養膜幹細胞)の混合物とみられる。
論文に掲載された「STAP幹細胞」10株は,すべて途中ですり替わっている。STAP幹細胞は若山氏が小保方氏にマウスを渡し,小保方氏がSTAP細胞を作って,若山氏がこれを培養してSTAP幹細胞にした。2株は若山氏が渡したのとは別の系統のマウスの細胞で,その遺伝子的な特徴は,若山氏自身が作ったES細胞に一致する。残る8株は若山研にはなかったマウスの細胞で,出所は不明である。
論文で作ったとされた「STAP細胞」「FI幹細胞」「STAP幹細胞」はどれも,少なくとも一部は既存の幹細胞や,その混合物だったとみられる。
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