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(回答先: アインシュタインは、マイケルソン・モーレーの実験(光速度不変)を知らなかった/佐藤勝彦 投稿者 短足鰐 日時 2015 年 9 月 23 日 21:22:02)
派生的な議論から思わぬ展開になったが、議論しているうちに、パラドックスの問題の立て方に何か見落としがあるのではないかと考えた。竹内本にあるのは次のようだ。
〔電磁気学のパラドックス〕
二本の電線に同じ方向に電流が流れている場合、電線は引っ張りあうが、電流と一緒に観測者が動くとどうなるか。電荷が静止しているので反発し合うのか。
以上をこう解釈したらどうだろう。
観測者が静止している場合は電子による電流が流れるので二本の線は引き合う。
観測者が電子と同じ速度で動くと、電子電流は流れないが今度は+の原子核が後方に動くので、原子核による電流が流れる。だから引き合う、である。
整理すると、両者(動・静)とも電流の方向も強さも同じ。導線の電荷は中和しているので電場は発生しない。よって両者とも全く同じ原理(というよりも同じ現象から)で引きあう、である。
以上の結果はわれわれの日常感覚とも合致する。つまりパラドックスは存在しないことになる。
この思考実験にもどこかに陥穽がある可能性はある。これは相対性理論とは全く無関係な、単なる相対論の話でしかなくなるが。
(これが正しければ、天国のファインマン先生「一生の不覚だった」とか)
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