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2月24日、世界中のオンライン賭けサイトで、米大統領選に向けてドナルド・トランプ氏が共和党候補指名を獲得するとの予想確率が急上昇し、過去最高に達した。写真は24日、バージニア州リージェンツ大学で選挙演説するトランプ候補者(2016年 ロイター/Joshua Roberts)
トランプ氏、共和党候補指名の確率急上昇 ブックメーカー予想で
http://jp.reuters.com/article/trump-rep-idJPKCN0VY0DQ
2016年 02月 25日 14:03 JST
[ニューヨーク/ロンドン 24日 ロイター] - 世界中のオンライン賭けサイトで24日、米大統領選に向けてドナルド・トランプ氏が共和党候補指名を獲得するとの予想確率が急上昇し、過去最高に達した。
トランプ氏は前日、共和党の指名争い第4戦となるネバダ州党員集会で2位に2ケタの差をつけて圧勝し、3勝目を挙げた。これを受け、英国、アイルランド、ニュージーランドの賭けサイトでは、同氏を本命視する向きが急増した。
かつて門外漢の「大穴」候補として200対1のオッズを付けていたが、今回の結果を受けてオッズは急低下。一部のサイトでは1対2となっている。オッズの倍率は低ければ低いほど、そうした事象が起きると予想する人が多いことを示す。
英ブックメーカーの「ウィリアム・ヒル」と「ベットウェイ」が運営するサイトでは、本命候補のトランプ氏が1対2のオッズをつけた。「ラッドブロークス」では4対9まで低下し、アイルランドの「パディ・パワー」も同じだった。
トランプ氏を追う2番手のマルコ・ルビオ上院議員は、ラドブロークスで6対1のオッズをつけた。テッド・クルーズ上院議員は大穴に後退し、パディ・パワーでは33対1。
ニュージーランドでは、ビクトリア大学が運営する「プレディクトイット」で、トランプ氏が共和党の指名を獲得するとの予想確率が2015年10月に賭けを始めて以来最高に達した。
同サイトでは0.00─1ドルの範囲で賭けが行われる。トランプ氏は4セント上昇し、現在72セント。ルビオ氏は7セント下落して24セント。クルーズ氏は過去最低の4セントに沈んだ。
◇
コラム:米大統領選、トランプ氏優勢が示す「金の力」の限界
http://jp.reuters.com/article/column-trump-money-idJPKCN0VY0CA
2016年 02月 25日 13:44 JST
Gina Chon
[ワシントン 24日 ロイター BREAKINGVIEWS] - 米大統領選の共和党候補指名争いを不動産王ドナルド・トランプ氏がリードしていることは、大いなる皮肉を含んでいる。トランプ氏が得票1票に対して費やした選挙資金は共和党候補者の中で最も少ないからだ。
せめてもの救いは、資金力だけでは米大統領選に勝てないことを見せつけた点だろう。
選挙運動を繰り広げている者の多くは、この事実に気付いていないようだ。前回、現職大統領が立候補しなかった大統領選は2008年で、この時の共和党候補に比べて現在の同党候補の選挙資金は既に倍増している。センター・フォー・レスポンシブ・ポリティックスによると、08年はこの時期までに共和党候補が調達した資金は3億0600万ドル。これに対して今年は、直接集めた2億7000万ドルに加え、スーパーPAC(政治活動委員会)を通じた調達が3億5000万ドル近くに上っている。8年前、スーパーPACは合法化されていなかった。
最も資金を浪費したのはジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事。確保した選挙資金1億5000万ドルのうち、約1億2000万ドルを使った挙句、支持率が低迷して先週末に選挙戦から撤退した。得票1票当たり約1320ドルを使った計算だ。
マルコ・ルビオ、テッド・クルーズ両上院議員はブッシュ氏に比べれば得票が多く、まだ選挙戦に残っている。しかしルビオ氏は得票
1票当たり260ドル、クルーズ氏は233ドルを投じてなお、過去3回の投票でトランプ氏に得票率で2桁台も水を開けられた。
トランプ氏はすべての候補に恥をかかせた。彼がこれまでに費やしたのは2500万ドル前後。これは昨年9月に選挙戦を撤退する前に3200万ドルを投じたスコット・ウォーカー・ウィスコンシン州知事を含め、あらゆる候補者よりも少ない。しかもトランプ氏は、得票1票当たりの資金が60ドルにとどまっているのだ。
とはいえ、国際的な基準に照らしたとき、米国の選挙の乱費ぶりには変わりがない。例えば英国の各政党が昨年の総選挙で使った資金は総額3700万ポンド(5500万ドル)だ。しかも米大統領選はまだ8カ月以上を残している。
トランプ氏は資金を節約し、大衆受けするメッセージ、型破りな振る舞い、自らが支配するメディアでの大きな取り扱いを武器に選挙戦を続けている。理由は何であれ、伝統的な選挙演説スタイルよりも有権者の心をつかんでいることは確かだ。将来の候補者は、資金力だけでなく派手さも必要だという教訓を得るだろう。
●背景となるニュース
*トランプ氏は23日のネバダ州共和党党員集会で、大統領選候補指名争いの投票に勝利した。得票率は46%。これで3連勝となる。
*ルビオ上院議員は今回も2位で得票率24%、3位はクルーズ上院議員の21.4%だった。
*共和、民主両党の党員集会や予備選挙が集中する「スーパーチューズデー」は3月1日。
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