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外交部「米国の接近偵察が南中国海『軍事化』の最大の誘因」
人民網日本語版 2016年02月23日13:48
外交部(外務省)の華春瑩報道官は22日の定例記者会見で、中国が南中国海の「軍事化」を推し進めているとの米側の非難について、米国の艦艇や航空機の頻繁な接近偵察こそが南中国海「軍事化」の最大の誘因だと指摘した。新華社が伝えた。
【記者】最近米側には中国による永興島へのミサイル配備が南中国海の「軍事化」を推進するもので、とりわけ現在の時機と情勢の下では、南中国海情勢の緊張を激化させると非難する声が常にある。だが先日の米国務省の記者会見で、米軍艦による南中国海でのいわゆる「航行の自由」行動に疑問を呈した米メディアもある。これについてコメントは。
【華春瑩報道官】しばらくの間というもの、米側は常に「軍事化」をまことしやかに語っている。だが実際には、米側は故意に概念を混同している。
中国は自らの領土に必要な国土防衛施設を配備しているのであり、米国がハワイに防衛力を配備するのと本質的になんら違いはない。米国の艦艇や航空機は年中地域の国々に対して頻繁に接近偵察を行い、かつその回数は年々増加し、南中国海情勢の緊張を激化させている。これこそが南中国海「軍事化」の最大の誘因だ。
われわれは米側がこの問題で是非を混同せず、再三地域の緊張を誇張せず、緊張をもたらさないことを希望する。われわれは米側に対して、地域の平和・安定のために建設的役割を発揮するよう促す。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年2月23日
http://j.people.com.cn/n3/2016/0223/c94474-9020052.html
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国防部、中国が南沙諸島の防衛施設配備は完全に正当かつ合法
人民網日本語版 2016年02月24日10:53
米シンクタンク「戦略国際問題研究所(CSIS)」が報告で、南沙(英語名スプラトリー)諸島での中国側による国防防衛施設の配備を非難したことについて、国防部(国防省)報道局は、中国側の行為は完全に正当かつ合法だと表明した。
CSISは報告で衛星画像によると中国側は最近華陽礁、東門礁、南熏礁、赤瓜礁などにレーダー施設を建設し、軍事能力を強化したと指摘。これは南中国海の戦略構造に影響を与えるものであり、中国側は将来これらの施設を利用して海空監視・軍事予防措置を講じることができるとした。
国防部報道局は「南中国海の島・礁での中国側の建設は主に民事目的であり、ナビゲーション、気象などの施設を含み、国際社会により良く公共サービスを提供するものだ。同時に、島に必要な国土防衛施設を配備するのは、国際法の与える主権国家としての自己保存権、自衛権の行使であり、完全に正当かつ合法だ。米側が南中国海で軍事配備を強化し、公然と武力を誇示し、軍用機・艦艇を派遣して関係海空域で挑発を行い、同盟国とパートナー国を抱き込んで標的性の強い『合同軍事演習』や『合同巡航』を行うことこそが南中国海『軍事化』の根本的原因であることを指摘する必要がある。関係方面がこれに見て見ぬふりをし、一方で中国側の正当で合法的な島・礁建設活動を再三非難し、故意に問題視し、緊張した雰囲気を誇張するのは、魂胆のある大げさな宣伝だ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年2月24日
http://j.people.com.cn/n3/2016/0224/c94474-9020623.html
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外交部、米側のいわゆる「航行の自由」には絶対的な軍事覇権の意図がある
人民網日本語版 2016年02月24日10:19
外交部(外務省)の華春瑩報道官が23日の定例記者会見で質問に答えた。
【記者】米海軍第7艦隊のアーコイン司令官はこのほど、オーストラリアその他の国々は米国と共に、南中国海の係争島嶼12海里内を巡航し、航行の自由権を示すべきだと表明した。また、米メディアの論評は、米国は中国が南中国海での「沙島長城」建設によって領有権主張を拡大することに警戒すべきだとした。これについてコメントは。
【華春瑩報道官】中国は世界最大の貿易国、世界最大の南中国海沿岸国として、どの国にも増して航行の自由の問題を重視している。数多くの事実が明白に示しているように、南中国海の航行の自由にはかねてより問題がない。南中国海の航行の自由への影響のレッテルを中国に押しつけることはできない。国際法が与えた航行の自由は米国の艦艇や航空機による武力誇示の自由では断じてないことを指摘しなければならない。米側は口では「航行の自由」を言うが、心の中では恐らく海上の絶対的な軍事的覇権を望んでいる。われわれは米側が挑発を止め、故意に緊張をもたらすことを止め、南中国海の平和・安定にマイナスの言動を止めるよう望む。
南中国海において中国が「沙島長城」建設によって領有権主張を拡大しているとの一部米メディアの論評に関しては、南中国海における中国の主権と権利は長年の歴史過程によって形成されたものであり、歴代中国政府が長年堅持してきたものでもあり、十分な歴史的根拠、法理上の根拠を有し、われわれには拡大の意思もなければ、縮小も認めないということを重ねて表明したい。もしどうしても「長城」という言葉を用いたいのなら、自らの領土主権と正当な合法権益を断固として守る中国人民の「意志の長城」をもっと重視するよう提言する。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年2月24日
http://j.people.com.cn/n3/2016/0224/c94474-9020603.html
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