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中国の習 近平主席がパレスチナ国の支援に回り、ネタニヤフの孤立がより孤立した立場に
Chinese President Xi Jinping Backs Palestinian State Leaving Netanyahu Redundant and Isolated
1月23日【Global Reserch】http://www.globalresearch.ca/chinese-president-xi-jinping-backs-palestinian-state-leaving-netanyahu-redundant-and-isolated/5503117 より翻訳
ネ タニヤフはヨルダン川西岸や東エルサレム、ゴラン高原、さらに封鎖されたガザ地区でイスラエルが占拠している地域の違法な入植に基づいた大イスラエル構想 を持っているが、イスラエルが中国との交易量を増加させることで、同国のその計画に対して政治的有利性および支援が確保されるとベンヤミン・ネタニヤフは 誤った考えを抱いていたようだ。
しかし中国主席は今週、パレスチナをイスラエルから独立した国家として中国は支援すると具体的に発表し、リクード党党首は冷水をかぶせられただけではなく、彼の政治家生命もほとんど終わったも同然になってしまった。
そ して今、イスラエルの有権者は、「値札」のついたテロリズムで植民地支配的シオニズムを強制するような偏狭さを持たない政治家を選ばなければならない。そ してイスラエルを21世紀の世界に引きずり込んで、ヨルダン川西岸およびエルサレム東部全体に先住していたアラブ人500万人のために遅れすぎているパレ スチナ国家の設立に協力する準備のできている政治家だ。
つまりそうするには、国連や国際社会が要求している通りの1967年時点での国境に戻すために、500万人の違法な入植者の本国送還と、国全体の占領地域内の前入植者の追放を伴うことになるだろう。
パレスチナ国家の設立の実現には、あまりにも長い時間がかかっている。しかしイスラエル生まれのアメリカ育ちである時代錯誤のシオニストにとっては、彼のリクード党と共に遅くなりすぎた引退に入るより他に居場所はなくなった。
そして、半世紀近くにもわたって中近東を悩ませ続けた、長期間で不要な紛争に平和をもたらすことのできる唯一の動きなのだ。
★イスラエルから独立したパレスチナ国の設立を中国が支援(1月22日、英語)
http://www.globalresearch.ca/china-backs-establishment-of-independent-state-of-palestine-with-jerusalem-as-its-capital/5502997
(翻訳終了)
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【コメント】
最近、欧州のメディアでは「欧州に反ユダヤ主義が横行している」という論調が目立つようですが、実際にもっと目立っているのは反イスラム主義ですし、多くの人が反対しているのはイスラエル国家のシオニズム主義的行動で、ユダヤ人全体でもないのではないかと。
イスラエル国内でも、正統なユダヤ人がシオニストに向かって抗議活動を行ったりし、さらに彼らに対してIDF(イスラエル国防軍)、警察などが暴行を加える事件は多発しています。
ユダヤ系アメリカ人活動家がIDFや警察に暴行を受ける
Jewish American Activist Beaten by IDF & Police
ガザへ向かおうとするヨットに乗ったユダヤ人活動家をイスラエル政府が阻止する
Israel stops Jewish activist yacht on way to Gaza
2010年【Recters】http://uk.reuters.com/article/us-gaza-activists-idUKTRE68R39N20100928
他にも、ガザのパレスチナ人を助けるためにそこに赴いたユダヤ人活動家がIDFから暴行を受けている動画などもありました(動画が見つかりませんでしたが)。
シオニスト・イスラエル国に反対するユダヤ人達
JEWS AGAINST ZIONISM/STATE OF ISRAEL !!! Exposing Rothschild Zionism!
ラビ・Dovid Feldman 「イスラエル国家は人類にとって危険な存在」
このラビは何度か取り上げていますが、かなり精力的に活動を行っていて、アルジャジーラのインタビューに対しても、「イスラエル国家はテロリストだ」と名言していました。
その他のイスラエル国内の多くのユダヤ人も、イスラエル政府に反対するデモを行ったりしていますし、世界中でもシオニズムに反対して立ち上がっているユダヤ人もいます。
「ユ ダヤ人」全体が問題なのではなく、本当に問題なのはごく一部のシオニスト・ユダヤ人だけでしょう。しかも彼ら自身は「本物のユダヤ人ではない」と言われて もいますし、彼らの責任をユダヤ人全体に向けるのは、ISISの責任をイスラム系全員に負わせるのと同じくらい間違っているかと。
上記のラビによればトーラーには「ユダヤ人は国を持つことを認めていない」と定められているのだとか。だからイスラエル国の存在自体がテロリストだということです。
イスラエルのシオニストは、国内でもそれほど確固とした基盤を持っているわけでもないようですね。
本文では1967年の国境まではOKだという論点ですが、私は上記ラビの言うとおりであればイスラエルという国の存在自体がユダヤ教徒矛盾しているようなので、国の存在自体にどれだけ正当性があるのか怪しいと思います。
しかしパレスチナを独立国家として認めようとした国の多くが、その後まもなくテロ攻撃を受けているようですが、中国は大丈夫でしょうか?
つい先日も花火工場の爆発があったとかですが。。。
【関連記事、日本語】
中国がパレスチナ支援の立場を表明し、ネタニヤフがさらに孤立 世界の裏側ニュース
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