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サンダース議員(写真右)の猛追を受けるヒラリー氏(C)AP
ライバル猛追 米大統領選の民主“本命”ヒラリーなぜ大苦戦
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173692
2016年1月21日 日刊ゲンダイ
2月1日からスタートするアメリカ大統領選の候補者指名レース。トランプが支持率トップに立つ「共和党」に続き、「民主党」にも異変が起きている。民主党の“本命”ヒラリー(68)が、“泡沫”だったサンダース上院議員(74)に急追されているのだ。
米政治専門サイト「リアル・クリア・ポリティクス」によると、最初の党員集会がある2月1日のアイオワ州の支持率は、ヒラリー46%、サンダース42%と大接戦。2月9日に予備選があるニューハンプシャー州は、ヒラリー42%、サンダース48%と逆転している。
指名レースは、序盤で勝利した候補者が勢いに乗るケースが多い。2008年大統領選の民主党候補者選びでも、アイオワで3位に沈んだヒラリーは失速し、首位に立ったオバマが候補者レースを制している。今回も、サンダースが序盤で2連勝したら、そのまま突っ走る可能性がある。サンダースの強みは、若者から圧倒的な支持を得ていることだ。45歳以下に限るとヒラリーの2倍だ。
サンダースは「社会主義者」を自称する、民主党のなかの最左派。資本主義の総本山アメリカでは、異端視されてきた政治家だ。
アイオワとニューハンプシャーの結果次第では、大統領選は「共和党の極右トランプ」VS「民主党の極左サンダース」という異端児同士の戦いになる可能性がある。過去6回の大統領選を取材しているジャーナリストの堀田佳男氏はこう言う。
「ネット社会の影響なのか、アメリカの有権者は、じっくりとモノを考えなくなっています。グレーゾーンが小さくなり、白か黒か、発想が単純になり、政治にも分かりやすい解決策を求めはじめている。サンダースは“富裕層に増税する”と主張が明快。トランプとサンダースが支持を伸ばしているのは、有権者が右か左か、単純になっている裏返しです」
トランプも、サンダースも、支持者は中流以下が多い。似たような境遇の有権者が、右と左に分かれている格好だ。2人が大統領選で激突したら、現時点では「サンダース51」対「トランプ49」でサンダースがリードしているという。
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