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(回答先: TPP交渉 大筋合意先送りの意味:クリントン候補の 投稿者 あっしら 日時 2015 年 8 月 05 日 03:38:01)
TPP、NZ「二級の合意せず」 豪は次回会合に期待
【シドニー=高橋香織】米ハワイ州で7月31日まで開かれた環太平洋経済連携協定(TPP)を巡る12カ国による閣僚会合は大筋合意を見送った。2日までに、オーストラリアなどは次回の閣僚会合への期待も表明した。一方、乳製品の関税の大幅引き下げを求めて譲らなかったニュージーランドは妥協しない姿勢を続けた。将来のTPP参加を検討する韓国のメディアはTPPが「漂流するおそれ」との懸念を示した。
オーストラリアのロブ貿易・投資相は1日の声明で「全ての関係国にTPPを合意に導く決意は残っている」と語り、今後の閣僚会合で対立点を解消できるとの見方を示した。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)は「最大の経済力を持つ日米ともに合意への意欲を示している」と楽観的だ。
一方、ニュージーランドのグローサー貿易相は2日、地元テレビ局に対し、「複雑な感情だ」と述べた。乳製品の輸出について「二級の合意を受け入れることを避けられたのはよかった」と述べた。10月に総選挙を控えるカナダでは、ナショナル・ポスト紙(電子版)が「世界最大の貿易協定への参加を選挙戦の弾みにしようとした政権には肩すかしだ」と報じた。
韓国の聯合ニュースは「新たな突破口を準備できない限りTPPは長期漂流するおそれもある」との分析を伝えた。中国の国営新華社通信(電子版)は2日、米国の国際問題の専門家のコメントなどを引用し「米国は来年3月までに議会承認が得られなければ、オバマ政権下でTPPを批准できる見通しが立たなくなる」と伝えた。
[日経新聞8月1日朝刊P.3]
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