(回答先: 国際金融機関、北が改革・開放に乗り出せば支援の意向：１兆５千億円とも言われる日朝国交正常化に伴う経済支援のほうが魅力 投稿者 あっしら 日時 2015 年 7 月 29 日 00:09:06)

記事入力 : 2015/07/28 10:48
「北のGDP、市場経済導入すれば10年で倍増」

南北交流中断から5年で46億ドル以上の損失
韓国政府「北朝鮮が開放を行う際には支援の準備あり」
「国際機関が投資する道も開ける」

　北朝鮮が市場経済システムに転換し、対外開放で外資誘致に乗り出した場合、10年後には2倍の経済規模に成長できるという分析が出た。ソウル大学統一平和研究院のキム・ビョンヨン教授のチームに本紙が分析を依頼した結果、北朝鮮が中国のようにシステム転換に乗り出した場合、経済成長率は年6−7％に達するという予測が出た。2013年の時点で307億ドル（現在のレートで約3兆7700億円。以下同じ）＝韓国銀行基準＝だった北朝鮮のGDP（国内総生産）が、600億ドル（約7兆3700億円）前後に急増することもあり得るというわけだ。キム教授のチームは、北朝鮮が市場経済システムに完全転換しなくとも、対外開放を通して貿易を拡大すれば、2−4％の成長が可能と推定した。また、韓国との経済交流協力を再開し、開城工業団地のような特区をもう一つ作るだけでも、少なくとも2％以上の成長が可能という見方を示した。

　北朝鮮は、2010年の哨戒艦「天安」爆沈事件など相次ぐ挑発により、現在までの5年間で計46億ドル（約5650億円）を超える経済的損失を被ったと推定されている。
　キム教授は「現在の北朝鮮経済は闇市などの非公式経済が支えているが、改革・開放なしには持続的発展は難しい」と語った。

　チョ・ボンヒョンIBK経済研究所首席研究委員は「北朝鮮が孤立から抜け出して開放に向かった場合、韓国政府はもちろん、国際社会はいつでも支援する準備ができている。特に、中国が主導するアジア・インフラ投資銀行（AIIB）は、既存のアジア開発銀行（ADB）などとは異なり、未加入国の北朝鮮にも投資する道が開かれている」と語った。

イ・ジュンウ記者
朝鮮日報／朝鮮日報日本語版

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2015/07/28/2015072801216.html

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