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アジアインフラ銀、世銀やアジア開銀との協力を=米財務次官:AIIBは国際金融構造の枠内という位置づけで取り込みはかる
http://www.asyura2.com/15/kokusai10/msg/318.html
投稿者 あっしら 日時 2015 年 3 月 24 日 00:45:35: Mo7ApAlflbQ6s
 


アジアインフラ銀、世銀やアジア開銀との協力を=米財務次官[ロイター]
2015年 03月 23日 10:06 JST

[ワシントン 22日 ロイター] - 米国政府は、中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)に対し世界銀行などの機関との協力を呼びかける方針だ。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が22日報じた。

米国は、外交面で中国の影響力が拡大していることに懸念を抱いており、AIIBは米国の出資する世銀やアジア開発銀行(ADB)と競合するとして参加表明国に対し再考を呼びかけていた。

しかし、今月上旬には英国がAIIBへの参加を表明。フランス、ドイツ、イタリアもこれに続いた。

WSJによると、米財務省のシーツ次官(国際問題担当)は「米国は国際的な金融アーキテクチャーを強化する新しい多国籍機関を歓迎する」と表明。世銀やADBなど既存機関と競合するのではなく、協調融資プロジェクトを実行することでAIIBの補完が可能だとの見方を示した。

米財務省からのコメントは得られていない。

© Thomson Reuters 2015 All rights reserved.

http://jp.reuters.com/article/jp_Germany/idJPKBN0MJ02520150323


 

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コメント
 
01. 2015年3月24日 10:45:49 : nJF6kGWndY

大分、余裕が出て、さらに攻勢をかけてきたかw

http://jp.wsj.com/articles/SB12371367657780613424004580536951261196816
中国、アジア投資銀に欧州国誘致のため「拒否権」辞退
By LINGLING WEI AND BOB DAVIS
原文(英語)
2015 年 3 月 24 日 09:50 JST
 米国の懸念をよそに主要欧州諸国が中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)への参加表明をした裏に、中国が同銀での諸決定で「拒否権」を行使しないと申し出ていたことが明らかになった。

 AIIB設立に関与する関係筋が明らかにしたもので、拒否権辞退の申し出は、米国との堅い盟友関係にある数カ国に対し過去2、3週間になされたという。

 関係者らによると、この中国側の打診は、英国、フランス、ドイツ、イタリアが米国と袂(たもと)を分かち、AIIBの設立参加国に名を連ねる上で重要な役割を果たした。

 中国の提案は、新銀行での政策や運営ではいかなる国も単独での決定はしないという内容だ。これは国際通貨基金(IMF)の意志決定手続きでの古くからの慣行から大きく離れている。米国のIMFでの議決権シェアは20%に満たないものの、一部の重大な決定事項については事実上の拒否権が行使できる仕組みとなっており、他のIMF加盟国が長い間不満を募らせていた。

 主要欧州国の新銀行への参加は、国際政治の舞台ではまれな中国の勝利、と同国内外の関係者は位置付けている。中国政府のこの周到な計画により、AIIBは第2次世界大戦後の国際経済システムにおける米国支配に本格的に挑戦する存在にしつつあるという。

 IMFでかつて中国担当高官を務め、現在は米コーネル大学教授のエスワー・プラサド氏は「中国はうまく時間をかけて事を運んでいる」とし、「まったく急いでいない。諸外国がいずれついてくることがわかっているからだ」と述べた。

 中国の拒否権辞退の約束による影響について、米財務省高官らはコメントを控えた。

 中国はこのほか、AIIBの透明性やガバナンスに関する米国などからの懸念についても対処しようとしている。

 中国政府から新銀行の暫定総責任者に任命されている金立群・氏は、ワシントン在住の世界銀行退職者を集め、AIIBのガバナンス問題についての助言と、同銀に対する西側諸国の信頼構築の方策を求めている。その一人が、世銀の法律スタッフを務めた経験を持つナタリー・リヒテンシュタイン氏だ。リヒテンシュタイン氏は新銀行での自身の役割に関するコメントを控えた。

 新銀行の運営や役員の構成についてはまだ交渉段階だ。この議論に参加している関係者らは、同銀の主要な意思決定について中国政府は拒否権こそ持たないにしても主導権は握るだろうとみている。その場合、AIIBが最終的には中国の外交政策手段となるとの米国やインドなどの懸念をあおる可能性が高い。

 金氏は先週末、今月末までに新銀行の設立加盟国数が35を超えることになると語った。設立準備に関与する中国人政府担当者らによると、アジア・太平洋地域での米国の主要盟友国である韓国とオーストラリアも月末までに設立メンバーに加わる予定という。

中国と西側諸国政府の担当者によると、新銀行の資本は当初発表された中国出資分500億ドル(約6兆円)から、目標の1000億ドルに増える見通しだ。


中国主導のアジアインフラ投資銀で米国が戦略転換、協力模索へ
2015年 03月 24日 08:54 JST
[ワシントン 23日 ロイター] - 中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)をめぐり、当初は各国に参加を思いとどまらせようと働き掛けてきたとされる米政府だが、同盟国さえもその創設メンバーとして名乗りを上げたことを受け、協力を模索する方向へ舵を切り始めた。

米国はこれまで、統治基準や環境面・社会面での配慮が十分であるかを確認する必要性を訴え、AIIB参加を熟慮するよう各国に求めてきた。AIIBについては、世界銀行など米国主導で築いてきた国際金融秩序に対する挑戦との見方もある。

AIIBの創設メンバーとなるための期限は3月31日。22日には期限までに少なくとも35カ国が加わると公表された。米国の懸念をよそに、同盟国である英国やフランス、ドイツ、イタリアが参加を表明。オーストラリア、日本、韓国も参加を検討しており、米国はAIIBに対するスタンスを再検討せざるを得なくなっている。

政府高官はロイターに対し、「現時点での優先事項は、中国(主導)のインフラ銀と、世銀や国際通貨基金(IMF)など既存の国際金融機関の連携を模索することだ」と述べた。

シーツ米財務次官のコメントがそうした米政府の戦略転換を物語っている。シーツ次官は「世銀やアジア開発銀行といった既存機関と共同出資事業を行えば、質が高く実績に基づく基準が維持される」と述べた。

世銀のキム総裁は既に、AIIBとの協力方法を真剣に協議し始めていると明らかにし、「知識を共有し、アジア全域のプロジェクトに共同出資する」方針を表明していた。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0MJ2I920150323




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