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世界的にM4以上地震の減少
世界のM4以上地震の発生状況をEMSC( https://www.emsc-csem.org/#2w )で見ることが出来ます。見ることのできるデータとして4種類あり、最新24時間、同48時間、同1週間、同2週間です。最新24時間はかなり変動があり、午前7時から8時ぐらいの時刻での値で、5月1日以降の最大値は5月17日の36です。最小値は6月2日の9です。基本的に6月以降地震数が最新24時間で見ても減少してきているのが分かるのですが、より分かりやすいのが最新2週間での数値の減少です。5月14日までは400以上でしたが、5月15日に391となり、その後基本的減少傾向が続き、6月5日には292と300を割り込みました。今朝は283であり、6月5日以降300を超えることはありません。
ただし、昨年7月以降で見ると、より減少していた時期もあり、今回の減少がM8以上地震の前兆現象であるとは限りません。昨年8月10日から同12日までは271から273でした。同じく昨年10月10日から283、264、248と言った数字になり、10月29日まで300を割り込む状態が続きました。この時期のM7以上地震を見ると、UTCでの2016年11月13日11:02にニュージーランドでM7.9が発生していて、その前のM7以上地震は9月1日のやはりニュージーランドのものです。11月13日のM7.9の発生が300を割り込んでいた時期から約2週間後ですから、関連性があるかどうかの判断はかなり微妙です。
M7台の後半の大地震発生には最新24時間の方が関連性が高く、最新24時間の値が20を割り込んだり、または数日間で三分の一程度に減少したりするとM7後半の大地震がかなり近い時期に発生する傾向があるようです。最新24時間で6月2日に9でしたから、現在はM7地震発生の可能性がある程度高い時期だと言えます。
2017年06月09日22時05分 武田信弘
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