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千葉県東方沖地震の連鎖
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/853.html
投稿者 taked4700 日時 2017 年 6 月 04 日 11:35:32: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 

千葉県東方沖地震が今朝9時以降、次のように4件発生しています。

https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170604091521.html
発生時刻 2017年6月4日 9時15分ごろ
震源地 千葉県東方沖
緯度 北緯35.4度
経度 東経140.5度
深さ 30km
マグニチュード 3.0
震度1
千葉県 東金市  市原市  山武市  大網白里市  九十九里町  横芝光町  一宮町  長生村  白子町  長南町

https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170604095619.html
発生時刻 2017年6月4日 9時56分ごろ
震源地 千葉県東方沖
緯度 北緯35.4度
経度 東経140.5度
深さ 30km
マグニチュード 4.4
震度3
千葉県 千葉中央区  東金市  市原市  大網白里市  九十九里町  一宮町

https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170604102248.html

発生時刻 2017年6月4日 10時23分ごろ
震源地 千葉県東方沖
緯度 北緯35.4度
経度 東経140.4度
深さ 30km
マグニチュード 2.7
震度1
千葉県 東金市  大網白里市  一宮町  白子町

https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170604111004.html
発生時刻 2017年6月4日 11時10分ごろ
震源地 千葉県東方沖
緯度 北緯35.4度
経度 東経140.5度
深さ 30km
マグニチュード 4.2
震度3
千葉県 大網白里市  白子町  長南町

http://www.hinet.bosai.go.jp/AQUA/aqua_catalogue.php?y=2017&m=06&LANG=ja
で震源球を見ると、どれもほぼ同じ形で同じ圧縮軸です。こういった場合は、より大きな地震発生の可能性が高いこと( http://www.niitsuma-geolab.net/archives/4775 )がプレートテクトニクスの専門家である新妻信明氏により指摘されています。

今朝の地震で見ると、最初の二回は、同じ震源深さ・同じ緯度経度でマグニチュードが1時間しないうちに1.4も増加しています。周囲に大きな圧力があることを示しているはずで、かなり危険です。

また、いわゆる蛇紋岩が分布しているところで発生していて、蛇紋岩と陸のプレートとの境界部が破壊されつつあることを示しているはずです。蛇紋岩領域との境目の破壊は1923年の関東大震災の時にも起こりました。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/122/3/122_122.Cover03_1/_pdf にある3ページ目のマップを確認してください。1923A(M7.1)という注が付いているのが分かりますが、ちょうど今朝の千葉県東方沖地震の震源地と同じですが、この論文の本文には「紫色の丸は1923年関東地震の約30時間後に発生したM7.1の余震」との説明があります。また、関東大震災の前に起こった竜ヶ崎地震も内陸部でしたが、蛇紋岩化領域との境目での地震でした。
 

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コメント
 
1. taked4700[6234] dGFrZWQ0NzAw 2017年6月04日 21:49:30 : 3GkFAgPDPs : u8vJQWSvjCQ[14]
HI-net自動処理震源マップの「最新7日間」の「千葉県」で今回の群発地震の分布を見ることが出来ます。
http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXP12&_period=7days&rn=13111

これと「房総半島沖で『スロー地震』を検出」
http://www.bosai.go.jp/press/2013/pdf/20140110_01.pdf の4頁にある「図 2:房総沖スロー地震に伴う地震の震央分布を示す。」の2014年の分布を見ると、今朝の群発がより陸域に近づいているのが分かります。それだけ房総半島東方沖の海山が海のプレートに押されて西に移動してきている、または沈み込んでいる海山から陸のプレートにかかる西向き圧力がより陸域に近い所にまで及んでいるのでしょう。

なお、この資料にはスロースリップがM4から5程度までの地震で収まり、大地震になることはないという感じのことが述べられていますが、プレートが一部で動けば、その歪みはまたどこかほかのところに蓄積します。房総半島沖ではスロースリップで済んでも、より沈み込んだ先では逆断層型の地震になるのです。また、そもそも、スロースリップ自体が大きな圧力が存在するために起こっている現象ですから、この部分が一気に破断することは有り得るのです。

次の千葉県東方沖地震が12:10に発生しています。
https://typhoon.yahoo.co.jp/weather/jp/earthquake/20170604121012.html
発生時刻 2017年6月4日 12時10分ごろ
震源地 千葉県東方沖
緯度 北緯35.4度
経度 東経140.4度
深さ 30km
マグニチュード 2.7
震度1
千葉県 大網白里市  一宮町  長南町

これで、今朝09:00以降5件目の発生です。

**********************
追加(改訂2の分)

フィリピン海プレートの蛇紋岩領域の外側(東側)の微小地震の分布が変化しています。
地学雑誌「2つに裂けながら首都圏下に沈み込むフィリピン海プレート」( https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/122/3/122_122.Cover03_1/_pdf )の3ページ目の図の蛇紋岩化領域とHi-net自動処理震源マップの「最新7日間」・「茨城県」( http://www.hinet.bosai.go.jp/hypomap/mapout.php?_area=EXP08&_period=7days&rn=81853 )を比較してください。霞ヶ浦の北端よりも少し北側の緯度で太平洋沖を見ると、黄緑のドットがかなり広範囲に分布していますが、その南西端に黄緑のドットが少し集中している部分があります。この経度は犬吠埼沖の赤いドットの集中とほぼ同じ位置です。黄緑のドットの南西端の集中は昨日までは無かったはずです。そして、この位置は、ちょうど蛇紋岩化された領域の東側の外側にあたります。今朝の09:00から12;30位にかけて発生した千葉県東方沖地震は蛇紋岩化された領域の西側の端です。

本日の千葉県東方沖地震の震源球( http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20170604020900&LANG=ja )を見ると、どちらかと言うと横ずれ型で東方からの圧縮力が働いて起こった地震に見えます。この資料( http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20170604020900&LANG=ja )の右下に最新3か月間の震央マップが載っています。これと、2012年6月20日の千葉県東方沖地震( http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20120620164600&LANG=ja )、及び2009年6月11日の地震( http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20090611024900&LANG=ja )のそれを比べると、それぞれに次のような特徴があるのが分かります。なお、震源球の色が震源深さを示しています。マップの右側にその尺度があり、ピンク、だいだい、黄色、黄緑、青、紫の順に深さが深くなります。該当の地震の震源球は赤です。

2009年6月11日の地震( http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20090611024900&LANG=ja )
2008年12月23日から2009年6月11日までの約6か月間のマップ。関東平野の東側の沖合に多くの地震が分布している。関東平野自体に分布している地震数よりも沖合の地震数の方が多い。これらのことから、関東平野の地下へ太平洋プレートがあまり沈み込んでいず、沖合で押し合いへし合いしていたことが分かる。

2012年6月20日の地震( http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20120620164600&LANG=ja )
5月11日から6月20日までの40日間のマップ。関東平野の東方沖にピンクの震源球が多く分布している。関東平野にもかなりの数の震源球が分布している。311大地震で太平洋プレートの西進圧力が急激に増加して、そのため、関東平野の東方の沿岸部で多くの地震が起こり、また関東平野の陸域の地下へも沈み込みが起こっていて、そのため、陸域の地下での地震数も増加している。

2017年6月4日の地震( http://www.fnet.bosai.go.jp/event/tdmt.php?_id=20170604020900&LANG=ja )
3月6日からの6月4日までの3か月間のマップ。関東平野の東方沖にはほとんど震源球がない。関東平野の内陸部に多くの地震が分布していて、しかも、深い地震が多い。
関東平野の東方沖ではあまり地震が起こっていないことから、この地域で沈み込んでいる大きな海山にこの付近の太平洋プレートの沈み込み圧力が集中しているはず。関東平野の地下で比較的深い地震が起こっているため、太平洋プレートの沈み込みはより深い所から引く力と、より浅い所からの押す力の両方が作用して起こるようになっている。

こういった地震の起こり方の変化を見ても、関東平野の東方沖からの太平洋プレートの陸域の地下への沈み込みが311大地震以降本格化していることが分かります。


2. 2017年6月07日 07:21:35 : dKZPy10TuY : I2vTmL6mdIU[1]

先週までの地震雲関連の噂は、
千葉県東方沖群発の予兆だったとする説があります。

雲のスタジオ
http://www.menokami.jp/joyful/joyful.cgi


一方、久しぶりに予知・予兆界隈が緊張しています。
そろそろとか、今月中旬とか、あるいは曖昧性において。
新年以来、ひっそりなので、そろそろ大地震が?とかの噂もあります。
ただ今回、ネット情報では場所や緊急度は絞り込めません。

九州の北と南、北陸、関東南部などが注目されています。


日向灘説、

(私設)札幌電波地震学観測所 -
Sapporo VHF Radio wave Observatory for Earthquake Forecasting
http://www.vhf-news.com/news2.php?id=2


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