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2017年05月27日福井県沖で約6年ぶりの有感地震M5.0が発生、前回は東日本大震災の1ヶ月前に
http://jishin-news.com/archives/2151
2017/05/28 地震ニュース
5月27日22:50に福井県沖でM5.0・震度2の地震が発生したが、いくつかの点から話題になっているようだ(画像はYahoo!天気・災害より)。
日本国内におけるM5.0以上の有感地震としては5月22日の北海道東方沖・M5.6以来5日ぶりとなるこの地震だったが、福井県沖は地震が少ない震源として知られており、同震源で有感地震を観測したのは何と約6年ぶりのことであった。
前回は2011年2月9日のM3.4・震度2で、福井県沖でM5.0以上が発生したのは1999年11月7日のM5.0・震度4以来18年ぶりということになる。
今回の地震が話題になっている最も大きな理由が前回から6年ぶりという稀な有感地震であったという点で、特に2011年2月9日という、東日本大震災の直前とも言って良い時期だったということからまた強い地震が起きるのではないかとの漠然とした不安に繋がっているようだ。
メガマウスが1週間以内に2度捕獲されたという状況も影響していると見られるが、今回の地震についてはそれ以外にも不自然とも言えるほど広範囲に揺れが広がりすぎではないかとの指摘も見受けられている。
M5.0とは言え震源の深さが10kmと浅かったため内陸部でもないことからそれほど広い範囲で揺れるとも思えなかった今回の地震は、震源から近い福井県で震度2であったにも関わらず離れた兵庫県や岡山県、それに奈良県などでも同様に震度2を記録していたためだ。
震源が浅かったことから近い場所が強く揺れるかと思いきや深発地震であったかのように遠く離れた場所でも同程度の揺れだったという点が何か特殊な地震だったのではないかとの印象を強めているようである。
また震源が位置している若狭湾には原子力発電所が沿岸に多数存在している点も今後の動きに注意すべきとの空気を強めている。敦賀発電所、美浜発電所、大飯発電所、高浜発電所の他、廃炉方針の「もんじゅ」も福井県の若狭湾沿いに存在しているため何かあれば甚大な影響が生じかねないと受け止められているためだ。
実際、若狭湾では過去に強い地震が起きた例もある。1963年には今回の地震から南東方向にズレた場所、つまりより陸地に近い位置でM6.9・震度5弱の地震も記録されている。尚、このM6.9の地震は震源名称が若狭湾であったが、この震源も有感地震がそれほど多くなく21世紀に入ってから17年間でわずか6回しか発生していない。
前回の地震は2016年3月7日のM4.0・震度1でこれも熊本地震の約1ヶ月前。福井県沖、若狭湾といずれも直近の被災地震直前に数少ない揺れが起きていた点は科学的な根拠こそないにせよやはり不気味と言わざるを得ないだろう。
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