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2017年05月世界的に地震活動が活発化しM6以上地震が10日までに6回と前月までの3倍ペースで発生 宮古島近海M6.4
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/830.html
投稿者 赤かぶ 日時 2017 年 5 月 11 日 19:17:15: igsppGRN/E9PQ kNSCqYLU
 


2017年05月世界的に地震活動が活発化しM6以上地震が10日までに6回と前月までの3倍ペースで発生
http://jishin-news.com/archives/2078
2017/05/11 地震ニュース


5月に入り世界的に強い地震が増加傾向にあるようだ(画像はUSGSより)。

2017年にこれまで発生したM6以上の地震は日本時間5月11日10時までに計32回(震源位置は上記画像参照)。1月から4月まではそれぞれ5〜8回、というペースであった。ところが、5月になるとまだ月の1/3が経過した段階であるにも関わらず既に6回も起きているのである。仮にこのペースが続けば、5月には18回ものM6以上の地震が記録されてしまうことになる。

1月 8回
2月 5回
3月 6回
4月 7回
5月 6回(UTC05月10日まで)

5月に入ってからのM6以上地震。5月9日と10日にはバヌアツとサンドイッチ諸島でそれぞれM6.8の地震が観測されている。

05月01日 M6.2 アラスカ
05月01日 M6.3 アラスカ
05月08日 M6.2 アラスカ
05月09日 M6.0 日本(宮古島近海M6.4)
05月09日 M6.8 バヌアツ
05月10日 M6.8 サンドイッチ諸島

上記の通り日本でも5月9日に宮古島近海M6.4の地震が記録されており、これは国内で起きた2017年最大規模の地震であったことは既に紹介したが(関連記事参照)、宮古島近海ではその後もM5.0や5月10日の夜にもM5.0、更に宮古島北西沖と別の震源でもM5.0が発生するなど収まりを見せていない。

他にも5月11日未明に中国西部(USGSではタジキスタン)で発生した地震で4人が死亡したとロシア紙のSPUTNIKが日本語で伝えている(SPUTNIKによるとM5.5、USGSではM5.4)。

GW明けに強い地震が起きる可能性を指摘している専門家もいるが(関連記事参照)、世界的に地震が活発化傾向にある点を踏まえておいたほうが良いだろう。



2017年05月09日宮古島近海でM6.4の地震が発生、国内で発生した地震としては今年最大規模
http://jishin-news.com/archives/2074
2017/05/09 地震ニュース



宮古島近海で発生したのはM6.4だけでなくM5.0も直後に起きていたことから、今後の動きが注視される。

05月09日10:54 M6.4 震度3 宮古島近海
05月09日11:06 M5.0 震度1 宮古島近海

M6を超える地震は2017年になってから国内で記録した地震としては最も規模が大きく、M6以上としては2016年12月28日の茨城県北部M6.3・震度6弱以来5ヶ月半ぶりということになる。

また、宮古島近海における有感地震は2月17日のM4.4・震度3以来約3ヶ月ぶりで、今回の有感地震は2017年になってから3回目と4回目である。

宮古島は台湾にも近い場所に位置しているが、20世紀以降、付近で発生していたM6以上の震源をマッピングしたものが上記である。オレンジ色で示されているのが今回のM6.4であるが、震源の位置は南海トラフから琉球海溝に至るラインより浅い場所で起きていたと言えるが、気になるのは九州から沖縄・台湾方面に至る一帯で最近強い地震が目立っている点だろう。

03月02日23:53 M5.2 震度4 日向灘
03月25日01:43 M5.1 震度3 沖縄本島近海
04月29日21:32 M5.7 震度3 大隅半島東方沖

こうした動きが今回の宮古島近海M6.4と無関係だったかどうかはわからない。というのも、沖縄本島北西沖M5.1の際に紹介したが周辺での強い地震が連動していたケースが過去にも見られていたからだ。

1969年09月16日 M5.2 震度1 沖縄本島北西沖
1969年09月18日 M5.9 震度4 大隅半島東方沖
1969年09月18日 M5.5 震度4 大隅半島東方沖

1989年03月17日 M5.5 震度3 沖縄本島北西沖
1989年03月20日 M5.3 震度2 宮古島近海
1989年03月23日 M4.5 震度1 沖縄本島近海

2014年01月28日 M5.1 震度2 沖縄本島北西沖
2014年02月02日 M4.6 震度4 奄美大島近海
2014年02月06日 M5.0 震度3 宮古島近海

これらの事例からは引き続き南海トラフから琉球海溝のエリアにおける地震には十分に注意したほうがよいと言えるだろう。

尚、関連して知っておきたいのは、南海トラフから琉球海溝に至る断層が連動して破壊され超巨大地震に発展する可能性が専門家から指摘されている点である。Wikipediaの「連動型地震」の項目には、「琉球海溝を含む連動地震」としてこう説明されている。

「南海トラフより、同トラフ南西端から続いている奄美群島沖の琉球海溝(南西諸島海溝)までの全長約1000kmの断層が連動して破壊されることで、震源域の全長も2004年のスマトラ島沖地震に匹敵する非常に細長い領域におけるM9クラスの連動型地震、あるいはM9クラスの二つの超巨大地震が連動して発生する可能性があると固体地球惑星物理学の古本宗充は指摘している」



 

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