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MEGA地震予測を手がける村井俊治・東大名誉教授
MEGA地震予測 2017年の最警戒ゾーンは「首都圏・東海」
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170112-00000019-pseven-soci
週刊ポスト2017年1月13・20日号
「MEGA地震予測」は2016年も驚異の予測実績を残してきた。「熊本」「鳥取」を警戒ゾーンに加えた直後に、両地域を大地震が襲ったことは記憶に新しい。村井俊治・東大名誉教授が「測量学の世界的権威」として培ってきた実績の全てを注ぎ込む独自の予測法は、従来の地震学の常識にとらわれない可能性を秘めている。
特に、4月の熊本地震と10月の鳥取県中部地震では、それぞれ発生3か月前の本誌・週刊ポスト記事で「熊本」と「鳥取」を新たな警戒ゾーンに加え、警告を発していた。
なぜ、村井氏はピンポイントで大地震を予測することができたのか。理由は独自の予測法にある。
「MEGA地震予測」のベースになっているのが、全国1300か所に設置された国土地理院の「電子基準点」のGPSデータである。そのデータから、地表のわずかな動きを捉え、1週間ごとの基準点の上下動による「異常変動」、地表の長期的な「隆起・沈降」(上下動)、地表が東西南北のどの方向に動いているかの「水平方向の動き」の3つの指標を主に分析し、総合的に予測している。
では、村井氏が2017年に「最警戒」を呼びかけているのはどの地域か。
■首都圏・東海警戒ゾーン
2016年11月末には「富士山」で4cmの「異常変動」が観測された。マップにも示されない程度の変動だが、この「富士山の異常」は決して無視できないという。
「富士山周辺に動きが見られることはよくあるが、富士山の電子基準点に異常変動が見られることはごく稀で、これは東日本大震災以来のこと。富士山の麓近くには関東大震災の震源とされる神奈川県大井町があることから、私は今、この異常を注視しています」(村井氏)
周辺には韮崎7.72cm、天城湯ヶ島7.08cm、三宅8.59cmなど5cm以上の「異常変動」が集中している。2016年夏に全国一斉異常変動が見られたが、特にこの警戒ゾーンでは6月末から9月初めまでの短期間に、5回も一斉異常変動が観測されている。
長期的な「隆起・沈降」を見ると、特に伊豆諸島に異常な動きが集中している。本州側から順に大島、式根島、三宅島、八丈島と近い島同士で交互に隆起と沈降になっているため、それぞれの境目ごとに歪みが溜まっていると村井氏は分析する。
「水平方向の動きでは、伊豆半島南部、三浦半島、房総半島南端で周辺と異なる動きがあります。特に房総半島南端の野島崎は江戸時代に起きた元禄地震の震源とされている場所で注視しています。
関東大震災は神奈川、元禄地震は千葉県が震源ですが、いずれも東京の被害が最も甚大でした。直下型でなくても、地盤の緩い首都圏が一番揺れるため、警戒が必要です」(村井氏)
このように、この地域は3つの指標全てで大きな異常が出ている。村井氏が顧問を務める民間会社JESEA(地震科学探査機構)は毎週発行のメールマガジン(詳細はhttp://www.jesea.co.jp)でも、首都圏を含む南関東を全国で唯一、最高警戒レベル5の〈地震の可能性が極めて高い〉地域に指定し、警告を発している。
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