http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/527.html
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http://lala.hateblo.jp/entry/2016/07/20/144140
国の予測でも30年以内に70%の確率で起こるとされている茨城南部地震。
【今後 30 年以内の地震発生確率】
- 東京湾北部地震 M7.3 :70%
- 茨城県南部地震 M7.3 :70%
その茨城県南部で、このところ地震が頻繁に起きてますね。
Hi-netデータでみた、ここ一ヶ月間の茨城県南部での地震の震源。
(拡大図)
この一帯は。フィリピン海プレートが2つに裂けながら沈み込んでいる地域で、非常に地震の活発な地域。
1921年の茨城県南部での地震(竜ヶ崎地震)の後。1年半後に大正関東地震(関東大震災)が起きたとされる、1921年の茨城県南部地震M7.0の発生地帯。
国土地理院の地殻変動データを見ると、この一帯は、地殻が渦を巻いて複雑な動きをしており、竜ヶ崎地震とも呼ばれながら、実際は、1921年の茨城県南部M7.0は、ここ数日起きてる茨城県南部での地震の震源辺りが、真の震源ともいわれ、ここ最近の地震は、どうも気になりますね。。。
【以下、資料】
2つに裂けながら首都圏下に沈み込むフィリピン海プレート(「地学雑誌」2013年から)
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jgeography/122/3/122_122.Cover03_1/_pdf
太平洋プレート上部境界面から 10 km上方の曲面(地表面からほぼ 40–120 km の深さ範囲)に沿う S 波速度の分布。
S波速度をカラースケールで示す。
太平洋プレートとフィリピン海プレートの接触域を 2 本の太い黒破線で囲んで示す。赤星印は 1885 年以降に南関東で発生した 5つのM7級地震。ビーチ ボールは 1921年竜ヶ崎地震(M 7.0)(2 通りの解を示す)と 1987年千葉県東方沖地震(M6.7)のメカニズム解。黒丸は 1987年千葉県東方沖地震の余震。
フィリピン海プレート東端部の蛇紋岩化域(茶色の領域)。
ピンク色の太い破線は蛇紋岩化域の西縁。フィリピン海プレート上面の深さ分布を灰色破線のコンターで示す。
緑色の四角と丸は太平洋プレート上部境界面で発生した地震。
灰色の点はフィリピン海プレートマントル内の地震。
1921年竜ヶ崎地震と1987年千葉県東方沖地震に加え、フィリピン海プレートのマントル内の 4 つの地震のメカニズム解もビーチボールで示す。
紫色の丸は 1923 年関東地震の約30時間後に発生した M 7.1 の余震。
フィリピン海プレートはピンク色の太い破線を境にして 2 つに裂け、東側の蛇紋岩化域は西側の本体部分からとり残され、より遅い速度で沈み込んでいる。ピンク色の細い破線で囲んだ楕円はOkada and Kasahara(1990)が指摘した地震の空白域。
1921 年茨城県南部の地震(竜ヶ崎地震)
http://www.eri.u-tokyo.ac.jp/shuto/materials/21-1-17.pdf
1921年12月8日に茨城県南部を震源として発生した、通称「竜ヶ崎地震」は、千葉県北西部と茨城県南西部を中心とした関東内陸に、道路の亀裂や墓石の転倒、壁塀の崩壊などといった被害を 及ぼした。
東京・銚子・水戸・熊谷・横浜・宇都宮・横須賀・飯田で震度 4 が観測されている。こ の地震は、1895 年茨城県南部の地震と同様に、茨城県南西部に位置する活発な 2 つの地震クラスターのいずれかで発生したと現在のところ考えられている。中央気象台(1921)、牛山(1922b)、大 森(1922)、勝又(1975)や石橋(1973a,1973b,1975b)によって震源決定が行われている(図 6)。
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