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熊本の次はどこだ 地震連鎖の歴史から見た危険地域は3つ
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/179919
2016年4月22日 日刊ゲンダイ
日本全国、どこで起きても不思議じゃない(C)日刊ゲンダイ
「今後の展開は予測がつかない」。気象庁もお手上げ状態の熊本地震。余震は今も続き、不気味さを増すばかりだ。20日に続き、21日も大分県別府市で震度4を観測するなど、震源域はジワジワ広がっている。専門家からは「次の本震」を警戒する声が上がっている。
■「熊本」的中ブログが指摘
「次は北九州市でマグニチュード(M)8以上の地震が起きる」――。台湾のブログ「地震予測研究所」が、こんな衝撃予測を発表し、注目を集めている。
注目されているのは、これまでいくつもの地震を事前に予測し、的中させているからだ。1月の「北海道北西沖地震」(M6)や、2月の「台湾南部地震」(M6.6)を的中させたほか、今回の熊本地震についても4月9日に「3日以内に南日本でM6.3の地震が起きる」と指摘していた。その研究所が19日に更新したブログで「北九州市」を挙げて「3日以内にM8」と予測したから恐ろしい。
「研究所は観測している電磁波を基に、台湾や日本などで起きる可能性のある地震の予測地や時期を公表しています。ブログ開設者は地元テレビ局のインタビューにも出演しています」(経済紙記者)
今度はハズレてほしいと切に願うが、北九州には複数の活断層が走っているだけに油断は禁物だ。
「次の本震」が心配されているのは、北九州だけではない。過去に日本列島を直撃した2つの連鎖地震を調べると、「京都」と「小田原」で巨大地震が起きる可能性を捨て切れないのだ。
1つ目は、1611年に東北で起きた「慶長三陸地震」から始まる連鎖地震である。「3・11」と同様、岩手や宮城などを大津波が襲い、数千人の死者が出た大地震で、その8年後の1619年に熊本県八代市で、さらに6年後に熊本市周辺でそれぞれ大地震が発生している。そして、1633年の「寛永小田原地震」へと続いているのだ。
■過去の地震発生とソックリ
2つ目は、1596年に大分県の別府湾で発生した「慶長豊後地震」が、そのまま東西に延びる中央構造線活断層に沿って伝播したとみられる地震だ。豊後地震の後、すぐに近畿地方で「慶長伏見地震」が発生。京都市の伏見城が全壊し、近くの木津川河床遺跡(八幡市)には今も地割れや液状化の跡が残っている。
ここ数日、大分県で地震が頻繁に発生しているだけに「慶長豊後地震」の再来かと不安が高まる。元東大地震研究所准教授の佃為成氏はこう言う。
「人体でも同じ場所のケガを繰り返すように、過去に大地震が起きた活断層では、再び大きな地震が起きる。注意が必要でしょう。気になるのは、熊本地震後、四国、近畿、東海地方の地震の回数がグンと減っていることです。阪神・淡路大震災でも見られた現象ですが、大地震の前には地震が続発したり、逆に減ったりするからです。日本列島は今、かなりのエネルギーをため込んでいる状態。いつ、どこでドカンときても不思議ではありません」
備えあれば憂いなし。心の準備はしておいた方がよさそうだ。
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