http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/264.html
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未だに缶の話が出ていますが、既に築21年です。幾つかの地震を乗り越えていて、基礎部分の建物の構造を作っている柱にそんな工事をしていれば、一年も持たずに倒壊していたでしょう。
そもそも、写真で一斗缶が見えているのは、自分の見た限りでは柱が二本だけです。
日本は都市部が扇状地、堆積地に発達しているため、都市部の地盤がやわらかく、一種のプリン状態のため、地盤全体が大きく横揺れするのが地震のイメージですが、地盤の固いところだと、地震衝撃波によるガンというようなまるでハンマーで殴られたような衝撃が多く感じられるということです。その強さも地盤の状況や建物の建設のされ方でかなり異なる様子です。実際の地震被害は、日本でも地域全体が同じように被害を受けることはほとんどなく、数キロ四方でもかなり異なった被害を出す様子です。
次に挙げる報道では、最初の二つ、NHKと朝日の報道が最も良かったと思います。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160208/k10010402421000.html
>一方、地元のメディアが、建物のコンクリートの中にサラダ油の缶が交ざっていたと伝えていることについては、「形を整えるために使われたもので、建物を支える鉄筋などの代わりにサラダ油の缶が使われていたわけではないのではないか」などと述べ、現時点では、倒壊につながった主要な原因とは言いきれないという見方を示しました。
http://digital.asahi.com/articles/DA3S12198469.html?rm=150
>倒壊したマンションのがれきから一斗缶が露出しているのが見つかり、「欠陥工事」説に拍車をかけている。ただ、建物を支える実際の柱ではなく、見栄えを良くするための飾りの柱の場合は一斗缶を埋め込むこともあるといい、倒壊との関連は不明だ。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160208/k10010402731000.html
>建物が崩れた原因について倒壊現場で独自に調査を行っている台南市の建築の専門家らで作る団体の施忠賢理事は見取り図をもとに、建物を支える柱が不規則な形に並んでいて1本の柱が崩れると建物全体が崩れやすい構造になっているなどとして、設計上の問題を指摘しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160209/k10010403021000.html
>このマンションではコンクリートの中に缶が混ざっていたと伝えられていますが、濱田名誉教授は、こうした混入からも工事などが正しく行われていたかどうか疑問だとしています。そのうえで、「周囲の他の建物が壊れていないことから、この建物の強さが不十分だったことは明らかで当時の基準と比べても工事や設計に欠陥があったおそれもある。今後は十分な調査が必要だ」と指摘しています。
http://www.j-cast.com/2016/02/08257907.html
「柱の重さを減らしながら外観を良くするため」に一斗缶使った??
問題とされているのは、台南市永康区にあった地上16階、地下1階建での高層住宅だ。この建物は1〜3階には店舗、4階から上は住宅が入居し、約90世帯、200人が住んでいた。すでに死亡が確認されている人以外にも、100人以上と連絡が取れない状態が続いている。
現地メディアによると、この建物が原形をとどめているのは1〜5階部分だけで、それより上は「豆腐のように」倒壊してしまったという。
だが、どういう訳か、周辺の建物はあまり大きな被害を受けていない。建物が倒壊したことで柱の内部がむき出しになり、その理由が露見した。まず、鉄筋を束ねる手順に問題があり、強度不足だった可能性が指摘されている。それ以上に衝撃を与えたのが、柱の中からサラダオイルなどの一斗缶や、発泡スチロールが発見されたことだ。
1999年9月に台湾中部で起きた、いわゆる「921地震」では、2400人以上の死者が出た。これをきっかけに建物の耐震性も向上したが、今回倒壊した建物が完成したのは94年だった。「921地震」以前は、柱の重さを減らしながら外観を良くするために、こういった手法も横行していたという。こういった手法が倒壊に直接影響したかは明らかではないが、台南市当局は建築基準法違反の疑いもあるとして調査に乗り出している。
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結局、台湾でも原発があるため、地震衝撃波の存在は無視されているのでしょう。
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