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太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込ん でいなかった
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/232.html
投稿者 taked4700 日時 2016 年 1 月 24 日 08:24:25: 9XFNe/BiX575U dGFrZWQ0NzAw
 


次のような論文を見つけました。

富士山が噴火しなかったのは、311前は太平洋プレートの沈み込みがあまりなく、その結果、マグマの発生が少なかったということかも知れません。

つまり、311後は、マグマの発生が増加し、噴火が迫っていると考えることが出来ます。

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosocabst/2013/0/2013_052/_pdf
テクトニクス過程と非双遇力成分
太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込んでいなかった

(と中略)

[結論]
非双偶力成分比を考慮した発震機構型区分によってテクトニクス過程の
進行を知ることが可能になった.停止していた太平洋プレートの沈み込み
が突然開始して東日本大震災が起った.

************

なお、次の記事も参考にしてください。

富士山噴火が近い将来起こると判断する根拠
http://www.asyura2.com/15/jisin21/msg/224.html
投稿者 taked4700 日時 2016 年 1 月 19 日 23:05:49

******************

富士山噴火が300年もなかったのは、そもそも太平洋プレートの沈み込みがあまりなかったからと言うことかも知れません。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
1. 2016年1月24日 19:23:28 : nJF6kGWndY : n7GottskVWw[405]

非DC成分比から地震機構を分類し、分布変化から、

太平洋プレート沈み込み過程を詳細に解析している点は面白いが


>つまり、311後は、マグマの発生が増加、噴火が迫っている

と言うより、この論文とは無関係に、

マグマの発生と噴火の増加は、とっくに観測事実として起こっており

今後も、多くの火山や、候補地で噴火リスクが高まっているのは目新しい話ではない


>富士山噴火が近い将来起こる


当然、富士山噴火が10年以内に起こるという根拠にもなっていない


https://www.jstage.jst.go.jp/article/geosocabst/2013/0/2013_052/_pdf
テクトニクス過程と非双遇力成分
―太平洋プレートは東日本大震災前に沈み込んでいなかった―

新妻信明(静岡大学地球科学教室,仙台)
Tectonic Process and Non Double Couple Component of CMT
Solution on Focal Mechanism: Pacific Plate did not subduct before
East Japan Super Earthquake
Nobuaki Niitsuma (Inst. Geosci. Shizuoka Univ., Sendai)

岩石が断層面に沿って変位すると,双偶力の地震波が放出されることが
知られている.双偶力の場合には岩石に働く引張主応力と圧縮主応力の大
きさが等しい.しかし,実際の地震観測によって求められたモーメントテ
ンソル(MT;moment tensor)から算出される引張主応力と圧縮主応力の大
きさは等しくない.気象庁が公表している CMT 発震機構解では,この等
しくない程度を非 DC(double couple; 双偶力)成分比として掲載している.
非双偶力成分比を考慮すると,正断層型発震機構を引張力過剰と,圧縮
力過剰に区分することができる.逆断層型も圧縮力過剰と引張力過剰に区
分できる.

発震機構型には横ずれ断層型もある.引張応力過剰の正断層型応力場に
おいて直立する圧縮主応力が水平な中間主応力よりも小さくなると,圧縮
主応力軸と中間主応力軸が入れ替わり横ずれ断層型になる.圧縮応力過剰
の逆断層型応力場においても直立する引張主応力が水平な中間主応力より
も小さくなると,応力軸が入れ替わり横ずれ断層型になる.29.3%の主応
力軸方位を占める横ずれ断層型の地震が 9.3%しか起っていないのは,応力
軸入れ替わって横ずれ断層型になるからであろう.

東日本大震災後 2013 年 3 月までの約 2 年間に,日本海溝沿いで 1200 個
以上の地震の CMT 発震機構解が気象庁から公表されている.1994 年 9 月
から東日本大震災前までの16年半の間の地震個数が464個に過ぎないこと
から,震災後 2 年間に 43 年分の地震が起ったことになる.この 57%が太
平洋プレート内で起っている.

東日本大震災後,日本海溝付近で多数起っている正断層型地震は,深層
で圧縮過剰,浅層で引張過剰であり,太平洋プレート屈曲の深層から浅層
に向かう圧縮力の減少に対応している.また,海溝軸を越えて日本列島側
に沈み込むと,横ずれ断層型の地震が起っているが,深層から浅層に向か
って減少する圧縮力が,南北のスラブ過剰域から懸かる圧縮力と等しくな
って応力軸が入れ替わった横ずれ断層型に対応している.

太平洋スラブは深発地震面となってウラジオストックまで沈み込んでい
るので,日本海溝で屈曲したスラブは上方に引剥され,伸張した浅層は収
縮しているはずである.日本列島の海岸付近のスラブ内で起っている引張
力過剰の逆断層型と,圧縮力過剰の断層型地震は,平面化過程に対応して
いる.

非双偶力成分比を考慮した発震機構区分によって,太平洋プレートの屈
曲沈み込み過程と平面化過程の進行を捉えることができた.

次に,東日本大震災前の地震の発震機構型を検討すると,海溝付近には
太平洋プレートの沈み込み屈曲に対応する地震が起っていない.しかし,
屈曲スラブの平面化に対応する地震は起っている.これらのことから,東
日本大震災前に太平洋プレートは沈み込んでいなかったが,屈曲したスラ
ブの平面化は起っていたと言うことができる.また,スラブ中層では正断
層型の地震が多数起っており,スラブが島弧地殻に固着していたために,
深発地震面に引張られていたことを示している.東日本大震災後には,ス
ラブ中層の正断層型地震が起っていないのは,東日本大震災の時に固着が
外れて太平洋プレートが沈み込みを開始したからである.

[結論]

非双偶力成分比を考慮した発震機構型区分によってテクトニクス過程の
進行を知ることが可能になった.停止していた太平洋プレートの沈み込み
が突然開始して東日本大震災が起った.


2. 2016年1月26日 09:22:11 : JRkS0kaNRc : nt2DKWfMBQw[4]
プレートの移動は数千万年単位で続いているもの。

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