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若者の精子減少が深刻化、親世代の半分か…原因はサラダ油などの植物油、生殖機能低下
http://biz-journal.jp/2016/08/post_16369.html
2016.08.19 文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家 Business Journal
日本の少子化は深刻です。政府は、その対策として出生率1.8を目標に掲げ、2020年代半ばの達成に向けて子育て支援策を打ち出していますが、待機児童問題ひとつを見ても悲観的にならざるを得ません。子育てのための社会制度や施設の充実も急務ですが、少子化解決にはもうひとつ根本的な問題も潜んでいます。
日本では10組に1組のカップルが不妊症だといわれています。不妊症は世界的に増加傾向にあり、その大きな原因のひとつに男性の精子減少が挙げられています。過去50年の間に精子が半減したとイギリスでショッキングな報告があった1990年代後半から各国で問題視され、精子濃度、精液量ともに著しく減少しているとの調査結果も世界共通です。
日本でも精子減少は著しく、2006年5月には読売新聞が「精子の数、日本最下位『日欧共同研究 フィンランドの6割』」と題して我が国の状況を報じています。
仮に子育て支援のための社会制度や施設の充実がなされたとしても、子どもが生まれないのでは意味がありません。精子減少の原因を突き止め、その対策も同時に進めるべきです。
■植物油が精子減少の大きな原因
精子減少の原因はいくつか指摘されていますが、環境ホルモンが生物の性ホルモンを撹乱し、生殖機能を損なうとされています。環境ホルモンは、正確には「外因性内分泌かく乱物質」といい、内分泌(ホルモン)系に悪影響をおよぼす化学物質のことで、ダイオキシンやPCB(ポリ塩化ビフェニル)が代表的です。地球の生態系を狂わす恐るべき物質として一時は大変な注目を集めました。1998年には流行語大賞にノミネートされるなどメディアでも盛んに取り上げられましたが、ダイオキシンやPCBへの対策が進んだこともあってか、最近では話題に上ることが減りました。
しかし、精子減少に歯止めがかかったわけではありません。新たな原因としてカノーラ菜種油や水素添加植物油に環境ホルモンと同じような性撹乱作用があることが突き止められました。カノーラ菜種油は、サラダ油やキャノーラ油などの調合油の主成分です。(『本当は危ない植物油 –その毒性と環境ホルモン作用』<奥山治美/角川oneテーマ21>参照)
精子減少が始まった50年前からもっとも大きく変わったのは食生活で、なかでも植物油の摂取量の増大は突出しています。今の20代男性の精子量は、親世代の40代の半分という報告もあり、植物油過剰摂取の2世代目はさらに精子減少が進んでいるとの解釈も成り立ちます。我が国では1988年に、菜種油生産量が大豆油を上回っています。
菜種油の影響で性ホルモンが正常に働かないことは、生殖機能を低下させるだけでなく、異性への関心のなさなど子育て以前の種としての存続問題を生み出します。恋愛に淡白な草食系から、最近では恋愛そのものに興味を持たない絶食系が増えているといわれますが、こうした現象も精子減少とは別の性ホルモン撹乱作用の結果とも解釈できます。
本連載では、体に良いとされている植物油がさまざまな病気を引き起こすことを、体験を交えて記してきましたが、精子減少や絶食系は少子化に直結し、国の存続にかかわる大問題です。
国は野放しにされ続けている植物油対策に本腰を入れるべきです。
(文=林裕之/植物油研究家、林葉子/知食料理研究家)
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