フランス・リヨンに本部を置くWHOの外部組織・国際がん研究機関は15日、「コーヒーは膀胱がんの原因となる発がん性物質を含む」との以前の発表に関して、「証拠不十分」と発表。「コーヒーを発がん性リスク一覧から外す」とした。

「コーヒーに発がんリスク」＝WHOが25年ぶりに撤回
http://www.recordchina.co.jp/a142484.html
2016年6月22日(水) 18時0分

フランス・リヨンに本部を置く世界保健機関（WHO）の外部組織・国際がん研究機関（IARC）は15日、「コーヒーは膀胱がんの原因となる発がん性物質を含む」との以前の発表に関して、「証拠不十分」と発表。「コーヒーを発がん性リスク一覧から外す」とした。一方で、「熱すぎるコーヒーは食道がんのリスクを高める可能性がある」と報告している。新華網が伝えた。

IARCがコーヒーの発がん性について発表したのは1991年。その時から、コーヒーを「発がんの可能性があるもの」に分類していた。しかし、それ以降に展開された研究により、コーヒーと発がん性の関係が証明されず、今回晴れてコーヒーの汚名返上となった。

実際には、コーヒーには抗酸化作用など、複数の健康促進効果があり、子宮がんや肝臓がん、乳がんのリスクを下げる可能性があることが研究で分かっている。

一方で、IARCは15日、「常温のコーヒーを飲んでもがんのリスクは上昇しないが、65度以上の熱いコーヒーを飲むと食道がんになるリスクが高まる可能性がある。コーヒーだけでなく、65度以上のお茶や他の飲み物を飲んでも、食道がんのリスクは高まる」とした。

IARCの疫学者・ダナ・ルーミス氏は、「注意するべきなのは、どの種類の飲み物かではなく、温度」と指摘する。研究者によると、動物実験では、65〜70度のお湯を飲んだネズミは食道がんの罹患リスクが高まった。WHOの統計によると、世界で毎年約800万人ががんが原因で亡くなっており、うち約40万人が食道がんだ。（提供/人民網日本語版・編集KN）
　

コメント
1. クールクール・Ｋ[81] g06BW4OLg06BW4OLgUWCag 2016年6月23日 01:57:10 : gE01TMjfe2 : qzyARmmY@C4[14] ▲△▽▼ ＞65〜70度のお湯を飲んだネズミは食道がんの罹患リスクが高まった。 だから人も、ってなる？ 人は口の中で冷ましてから飲み込むし、 だいたい食道の大きさ（熱容量）が、ネズミと人はまったく違う。
2. 2016年6月23日 02:47:51 : NRd0PIaZ5U : 4CF7bBAf6So[6] ▲△▽▼ コーヒーは安全だ。 発癌リスクあるのはネッスルだ。 ＷＨＯとタッグマッチでガン拡散というウワサ！ ＷＨＯは世界保健機構でなく世界発病機構のこと。 米国多国籍企業の食品と飲料は避けた方が。No joke!
3. 2016年6月23日 08:07:56 : b5JdkWvGxs : DbsSfawrpEw[3383] ▲△▽▼ アルコールが食道がんの最大の原因

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