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イライラやストレスには、鶏肉・卵が効く!精神安定には豚肉・うなぎが効果的にも期待!
http://biz-journal.jp/2016/03/post_14393.html
2016.03.25 文=北嶋佳奈/管理栄養士、フードコーディネーター Business Journal
3月というと年度末。業務に追われたり、異動になったり、人が増えたり減ったりと何かと忙しかったり環境が変わる時期ですね。仕事も忙しく人間関係にも変化があると、知らず知らずにうちにストレスがたまっていてぐったりとなってしまっている方も多いかと思われます。
ストレスは万病の元。仕事も思うようにはかどらないし、ひどくなると体調にも影響が出てしまいます。ストレスは小さなうちからなくすのが一番です。今回はストレスと闘う人に摂ってほしい栄養素を紹介します。
(1)ビタミンC(果物、野菜)
ストレスといえば、ビタミンCですね。ストレスを受けたとき、それを受け止めるため、つまりストレスから体を守るために多くのビタミンCが消費されます。ビタミンCは体内でつくることができません。水溶性で余った分は流れてしまうので、こまめに摂ることをオススメします。加熱に弱いので、フルーツやサラダ、100%ジュースなど生で摂ると良いでしょう。
また、タバコを吸うたびにビタミンCが消費されるので、喫煙習慣のある人はより意識して摂るようにしましょう。
(2)ビタミンB1(豚肉、うなぎ)
疲労回復のビタミンと呼ばれるビタミンB1ですが、実は脳神経にもかかわっており、「精神のビタミン」とも呼ばれています。脳の中枢神経にエネルギーを供給する際にビタミンB1が働くため、これが滞ると自律神経が乱れてイライラしたり、憂鬱になることがあります。ビタミンB1は豚肉やうなぎなどに豊富に含まれています。
(3)タンパク質(鶏肉、卵)
ストレスを受けると、抗ストレスホルモンが放出されます。このとき、タンパク質が分解されます。そのため、ストレスが多いときは質の良いタンパク質をしっかり摂っておくことをオススメします。
また、良質なタンパク質にはアミノ酸の一種であるトリプトファンが含まれています。トリプトファンは、脳内物質のセロトニンの材料になります。セロトニンは幸せを感じる脳内物質といわれており、精神を安定させてくれます。
もちろんこれらだけではなく、カルシウムやマグネシウムといったミネラルも大切です。しかし、たまには好きなものを好きなだけ食べるというのも、よいストレス解消になると思います。
食事の内容を意識するのももちろん、普段の生活のなかでうまくストレスを解消していきたいですね。
(文=北嶋佳奈/管理栄養士、フードコーディネーター)
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