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スマホやPCでの目の疲れを吹き飛ばすには、レバーとほうれん草を食べろ!
http://biz-journal.jp/2016/03/post_14072.html
2016.03.03 文=北嶋佳奈/管理栄養士、フードコーディネーター Business Journal
毎日何時間もスマートフォンやパソコンを使っている方は多いと思います。起きている時間のほとんどにおいて、なんらかのスクリーンを見ているという方も少なくないでしょう。
今はスクリーンによる目への負担を和らげるアイテムがたくさんありますが、それでもずっと使っていると目は疲れてしまうものです。散歩にでかけて緑を見たり、目を閉じてゆっくり休むことができれば目の疲れも癒されるかもしれませんが、なかなかそういうわけにもいきませんよね。
そこで今回は、疲れ目にお悩みの方にオススメの食材をご紹介します。
■レバー
レバーにはビタミンAと鉄が豊富に含まれています。ビタミンAは光の明暗や色を判別するために必要な栄養素のひとつです。不足すると夜盲症などの影響があります。鉄は体中に酸素を運ぶ役割があるため、目の疲れにも効果が期待できます。焼き鳥屋さんにいったらまずレバーを注文しましょう。
■ほうれん草
ほうれん草をはじめとする緑黄色野菜には「ルテイン」という色素成分が豊富に含まれています。ルテインは目の水晶体や黄斑部に存在し、光による刺激から保護する役割があります。さらにほうれん草やその他の緑黄色野菜にはβカロテンも豊富に含まれています。βカロテンは体内で必要に応じてビタミンAとして働きます。
■赤ワイン
赤ワインの原材料はぶどうですね。ぶどうには色素成分「アントシアニン」が豊富に含まれています。アントシアニンは、視覚情報を脳に伝える「ロドプシン」の再合成を助ける働きがあります。
アントシアニンといえばブルーベリーをイメージされる方は多いと思いますが、ぶどうやなすなど紫色の色素を持つ食べ物に多く含まれています。紫色の濃い皮の部分に多く含まれているので、アントシアニンは白ワインよりも赤ワインに多く含まれているといえます。
■イチゴ
イチゴは果物の中でも特にビタミンCが豊富です。ビタミンCは水晶体に多く存在しています。また、強い抗酸化作用を持つため活性酸素による影響を防いでくれます。ビタミンCは水溶性で加熱にも弱く、過剰分は尿と一緒に排出されてしまうためこまめな摂取が必要です。ストレスや喫煙によってもビタミンCは使われてしまうため、普段から意識して摂るように心がけるとよいでしょう。フルーツはもちろん、赤パプリカやブロッコリー、キャベツなどの野菜にも豊富に含まれています。
目が疲れたと感じたら、目の周りの筋肉を優しくマッサージする、蒸しタオルで温めるなども疲れを癒してくれますね。
いまや生活の上でスマートフォンやパソコンは欠かすことのできない存在です。うまく付き合っていくためにも、普段の食事からほんの少し意識をして、自分の体をいたわってあげるとよいのではないでしょうか。
(文=北嶋佳奈/管理栄養士、フードコーディネーター)
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