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NY外為:ドル下落、インフレが緩やかな利上げ見通し裏付け
2015/06/19 06:49 JST
(ブルームバーグ):ニューヨーク外国為替市場ではドルが続落。米国のインフレが金融当局の目標を大きく下回ったことが統計で示され、利上げは漸進的なものになるとの当局の見解を裏付けた。
米金融当局は長期的な政策金利見通しを引き下げたことから、ドル建て資産の投資妙味が損なわれるとしてドルは売られていた。米商務省が発表した5月の消費者物価指数(CPI)は食品とエネルギーを除くコア指数が前月比0.1%上昇に鈍化。総合指数は前年同月比でほぼ変わらずだった。当局は年間で2%の上昇を目指している。
シリコン・バレー・バンク(加州サンタクララ)の上級為替トレーダー、ミン・トラン氏は「CPI統計はあまり支援材料にはならなかった。相場を左右している材料の大半は米連邦公開市場委員会(FOMC)だ」と述べ、「一度利上げを開始したらそのペースは漸進的なものになるという見方がテーマになっている」と続けた。
ニューヨーク時間午後5時現在、ブルームバーグ・ドル・スポット指数 は0.2%下げて1165.02と、5月18日以来の低水準。ドルは対ユーロで0.2%下げて1ユーロ=1.1359ドル。ドルは対円で0.4%安の1ドル=122円96銭。
ブルームバーグ相関加重指数によると、ドルは過去12カ月間において主要10通貨のバスケットに対し17%上昇と、最高のパフォーマンスとなっている。6月に入ってからは約2%下げている。
米インフレ動向
米労働省の発表によると、5月のCPI(季節調整済み)コア指数は前月比0.1%上昇と、年初来で最小の伸びとなった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は0.2%上昇だった。前月は0.3%上昇。総合指数は燃料価格の回復を背景に0.4%上昇した。
モントリオール銀行の外為戦略グローバル責任者、グレッグ・アンダーソン氏(ニューヨーク在勤)は「CPIは若干ソフトだった。市場は依然としてドルに対してはロングだが、この先やや下げる可能性がある」と述べた。
FOMCが17日発表した参加者の予測(中央値)によると、15年末のフェデラルファンド(FF)金利は0.625%で3月時と同水準。16年末のFF金利予測は1.625%と、3月時の1.875%から下方修正された。
欧州連合(EU)のトゥスク大統領が電子メールで、ギリシャ問題を協議するためにブリュッセルで緊急ユーロ圏首脳会議を開くと発表すると、ドルは対ユーロで下げた。
原題:Dollar Slides as Inflation Pace Backs Fed’s Lower-Rates Outlook(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Andrea Wong awong268@bloomberg.net;ロンドン David Goodman dgoodman28@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Dave Liedtka dliedtka@bloomberg.net Paul Cox
更新日時: 2015/06/19 06:49 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ4V4Q6K50XS01.html
米国株:上昇、ナスダックは過去最高更新−緩和策継続に期待
2015/06/19 06:24 JST
(ブルームバーグ):18日の米株式相場は上昇。ナスダック総合指数は過去最高を更新した。米連邦公開市場委員会(FOMC)は前日の声明で、経済成長が上向きつつあるものの、引き続き景気を支援する方針を示した。
ヘルスケアや消費財株が堅調となり、S&P500種株価指数は上昇。ナスダック・バイオテクノロジー指数は過去最高を更新。ハーレーダビッドソンはアナリストによる投資判断引き上げなどが好感されて、4.2%上昇。一方、オラクルは下落。四半期の利益と売上高がアナリスト予想に届かなかったことから売られた。
S&P500種 株価指数は前日比1%高い2121.24。ダウ工業株30種平均は180.10ドル(1%)高の18115.84ドル。ナスダック総合指数は1.3%上昇の5132.95。これまでの過去最高は5月27日に記録していた。小型株で構成するラッセル2000指数は1.3%上げて過去最高。
ジェームズ・インべストメント・リサーチで運用に携わるトム・マンガン氏は電話取材に対し「バラ色のシナリオだ」と語る。「市場では多くの悪材料が織り込み済みで、今は非常に良い展開になっている。米金融当局がいわゆる正常な流動性レベルに戻すのをためらっている限りは、景気にモメンタムが与えられる」と述べた。
株式先物は朝方、米物価統計を受けて一段高となった。米労働省の発表によると、5月の米消費者物価指数(CPI、季節 調整済み)コア指数は前月比0.1%上昇と、年初来で最小の伸びとなった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は0.2%上昇だった。前月は0.3%上昇。総合指数は燃料価格の回復を背景に0.4%上昇した。
バイオテクノロジー
別の統計によると、先週の米週間新規失業保険申請件数は前週比で減少。労働市場が引き続き改善している兆候が示された。また6月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は予想以上に上昇した。
アムジェンやセルジーン、バイオジェンはいずれも大きく値上がりし、ヘルスケア株全体をけん引した。ナスダック・バイオテクノロジー指数は1月16日以来で最大の2.9%上昇。
ドル軟調の影響で、アルトリア・グループやフィリップ・モリス・インターナショナル、コルゲート・パルモリブなど消費関連が高い。
アマハースト・ピアポント・セキュリティーズ(コネティカット州スタンフォード)のストラテジス ト、ロバート・シンチ氏は「株式市場ではローテーションのような状況になりそうだ」と話す。「これまで海外展開の影響で下げていた銘柄は、若干反転するかもしれない。ドル上昇の勢いにほころびが見え始めたからだ」と述べた。
原題:Nasdaq Rallies to Record as U.S. Stocks Surge on Fed Rate View(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:チューリッヒ Roxana Zega rzega@bloomberg.net;ニューヨーク Jennifer Kaplan jkaplan84@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Cecile Vannucci cvannucci1@bloomberg.net John Shipman, Namitha Jagadeesh
更新日時: 2015/06/19 06:24 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ5PBE6VDKHU01.html
米消費者物価指数:5月のコア上昇率が予想下回る、年初来最小
2015/06/18 23:13 JST
(ブルームバーグ):5月の食品とエネルギーを除いた米消費者物価は予想を下回った。
米労働省の発表によると、5月の米消費者物価指数(CPI、季節調整済み)コア指数は前月比0.1%上昇と、年初来で最小の伸びとなった。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の予想中央値は0.2%上昇だった。前月は0.3%上昇。総合指数は燃料価格の回復を背景に0.4%上昇した。予想は0.5%上昇だった。
中古車、衣料品、宿泊費の低下がヘルスケア関連コストの減速と共にコア指数を抑制し、家賃上昇の影響を相殺した。
IHSのチーフエコノミスト、ナリマン・ベーラベシュ氏は「インフレ率は米金融当局が最終的に望んでいる水準を大きく下回っている。利上げペースは非常にゆっくりしたものになるだろう」と述べた。
CPIは前年同月比ではほぼ変わらず(前月は0.2%低下)。コア指数は1.7%上昇(予想は1.8%上昇)した。前月は1.8%上昇だった。
項目別に見ると、エネルギーは前月比4.3%上昇。食品コストは前月と同様、ほぼ変わらずだった。被服費や中古車は年初来で最大の低下となり、宿泊費は2013年10月以来の大幅な低下。一方、医療関連費は0.2%上昇(前月は0.7%上昇)。
統計の詳細はここをクリックしてご覧ください。
原題:Core Consumer Prices in U.S. Increase Less Than Forecast (1)(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ワシントン Shobhana Chandra schandra1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Vince Golle vgolle@bloomberg.net
更新日時: 2015/06/18 23:13 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NQ57CT6VDKHV01.html
- 今日の株式見通し=反発スタート、2万円回復後は模様眺めに 1ドル130円で半数が収益悪化、相場安定を 持合株保有は6割 rei 2015/6/19 08:08:22
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