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日本株下げ広げる、流動性変調と業績警戒−大型連休前売りも
2015/05/01 13:46 JST
(ブルームバーグ):1日午後の東京株式相場は、日経平均株価の下げ幅が100円を超えた。世界的な過剰流動性の変調や事前の期待ほど伸びない国内企業業績に警戒感が出ており、大型連休を控えた持ち高整理の売りも株価指数を押し下げている。
電機など輸出関連や銀行、不動産、鉄鋼株など内外需業種が幅広く下落。海外原油市況の続伸を受け、海運や電力など原油安メリット業種も安い。個別では、今期営業減益計画への失望売りで富士通 が大幅安。
午後1時27分現在のTOPIX は前日比18.82ポイント(1.2%)安の1573.97、日経平均株価 は106円19銭(0.5%)安の1万9413円82銭。
前日の米国株は、ナスダック総合指数が1.6%安となるなど主要株価3指数がそろって下落。ハイテクやバイオ、小型株の下げが目立ち、投資家の恐怖心理を示すシカゴ・ボラティリティ指数(VIX )は8.7%上昇の14.55と、4月7日以来の高水準となった。
米労働省が発表した先週の新規失業保険申請件数は前週比3万4000件減少の26万2000件と、2000年4月以来の低水準。4月のシカゴ地区製造業景気指数は52.3と、前月の46.3から上昇した。4月29日の米連邦公開市場委員会(FOMC)以降、再び利上げ時期をめぐり市場参加者の心理が不安定になっている。前日の欧州市場では、株式は落ち着きを見せたものの、ドイツの10年債利回りは2日連続で上昇し、この間の上昇幅は2011年11月以来の大きさだった。
野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、米国の緩やかな金利上昇、日欧の緩和続行で経済が適温に保たれる「『ゴルディロックス』の見方から、G3そろって金融政策面の後押しが弱まるのではないかという懸念が出てきており、市場が見ている風景が変わった」と指摘する。
東証1部33業種は海運、電気・ガス、金属製品、倉庫・運輸、陸運、不動産などが下落。食料品のみ上昇。海運など原油安メリット業種は、供給過剰観測の後退で前日のニューヨーク原油先物が1.8%高の1バレル=59.63ドルと続伸したことがマイナス材料となった。
売買代金上位では、今期の営業減益計画と野村証券の投資判断引き下げを受けた富士通が急落。前期業績が従来計画に届かなかったヤマトホールディングスも安い。三菱UFJフィナンシャル・グループ、三井住友フィナンシャルグループ、ソニー、商船三井、東京ガスも下げている。三菱UFJ、三井住友Fなどメガバンク両行は、日経平均採用銘柄の4月月間パフォーマンスで上昇率上位に並んでいた。これに対し上期増収増益のコロプラのほか、JTや日東電工、TOTOは高い。
記事についての記者への問い合わせ先:東京 竹生悠子 ytakeo2@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Sarah McDonald smcdonald23@bloomberg.net 院去信太郎
更新日時: 2015/05/01 13:46 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NNN5SK6KLVR401.html
3月実質賃金は前年比‐2.6%、23カ月連続マイナス=毎月勤労統計
2015年 05月 1日 11:15 JST
[東京 1日 ロイター] - 厚生労働省が1日発表した3月の毎月勤労統計調査(速報)によると、物価の変動を考慮した実質賃金は前年比2.6%減となり、23カ月連続でマイナスとなった。現金給与総額(事業所規模5人以上)は前年比0.1%増の27万4924円で4カ月連続の増加となった。
所定外給与が24カ月ぶりの減少となったが、所定内給与は増加を維持、厚生労働省では「賃金が緩やかに回復しているとの判断に変りはない」(厚労筋)としている。
このうち所定内給与は前年比0.3%増。正社員などフルタイムで働く一般労働者は前年比0.6%増、パートタイム労働者も同0.6%増だった。
所定外給与は前年比2.3%減となり、2013年3月以来24カ月ぶりにマイナスとなった。減少幅も2013年2月(同3.1%減)以来の大幅なマイナス。前年が消費税率引き上げ前の駆け込み需要で、製造業や卸売業などで所定外給与が大幅に伸びた反動減とみられる。所定外労働時間も前年同月比2.4%減と2カ月連続で減少した。2014年3月は同8.7%増だった。
現金給与総額の前年比を就業形態別にみると、一般労働者は0.5%増。パートタイム労働者は0.6%増だった。
総実労働時間は前年同月比1.4%増だった。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0NM31820150501
- あなたの隣人も国債離れ、GPIFに迫る外株買い越し−超低金利で 債券一段安、長期金利2週間ぶり高水準−流動性供給入札弱め rei 2015/5/01 14:41:21
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