http://www.asyura2.com/15/hasan95/msg/835.html
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(回答先: 海外勢が早くも「5月売り」、急激に巻き戻される緩和マネー 日経平均は500円超安、今年最大の下落幅:識者はこうみる 投稿者 rei 日時 2015 年 4 月 30 日 18:31:25)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NNLYB56K50Y301.html
「混雑した」ポジションが総崩れ−付和雷同のリスク浮き彫り
2015/04/30 17:17 JST
(ブルームバーグ):今年の金融市場で最も人気の高いポジションが4月29日に総崩れ的な打撃を受け、付和雷同のリスクが浮き彫りとなった。
過去1年で15%余り上昇したドルは2013年8月以来の長期下落となり、1年で約19%下げていたユーロは反発。原油は値上がり、欧州株は大幅安、米国債は特に理由もなく値下がりした。
これは皆、米連邦公開市場委員会(FOMC)が声明を発表する前のことで、声明に対して市場はあまり反応しなかった。トレーダーらはむしろ、欧州発のデータに反応したようだ。
著名債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏とビル・グロース氏が共に空売りの好機との見方を示しているドイツ国債は売り込まれ、10年債利回りは0.12ポイント上昇し0.29%と7週間ぶりの高水準に達した。
欧州中央銀行(ECB)の量的緩和(QE)策が奏功している兆候も見られた。29日発表されたユーロ圏のマネーサプライ統計で1−3月(第1四半期)は平均で前年と比べ4.1%増と、2009年以来の高い伸びとなった。
米国では同日発表された1−3月期国内総生産(GDP)統計が景気拡大の低迷を示したにもかかわらず、米国債相場は下落し10年物の利回りが2.08%と6週間ぶりの高水準となった。ならば株が買われたかというとそうでもなく、S&P500種株価指数は0.8%下げた後、0.4%安で終了した。
トレーダーらが神経質で不安定になっていることは明らかだ。「混雑した」ポジションを組んでいる投資家が一斉にそれを解消する真の理由が生じたとき、どれほど痛みを伴うかが想像できる。
原題:The Most-Crowded Trades Come Undone in Markets Roiled by Europe(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Lisa Abramowicz labramowicz@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Caroline Salas Gage csalas1@bloomberg.net Paul Cox
更新日時: 2015/04/30 17:17 JST
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0NL0K920150430
焦点:効力失うギリシャ危機カード「欧州市場崩壊」にも投資家冷静
2015年 04月 30日 16:06 JST
[ロンドン 29日 ロイター] - ギリシャがデフォルトに陥ったり、ユーロ圏から離脱するような事態となれば、欧州の金融市場に壊滅的な影響が及ぶーー。ギリシャ政府はこんなシナリオをちらつかせて、国際債権団から自国に有利な支援条件を引き出そうとしているが、現実には欧州市場への影響は限定的との見方が主流になりつつあり、ギリシャの切り札は効き目がなくなっている。
実際、ギリシャと債権団の交渉は行き詰まり、資金枯渇のうわさもささやかれるが、欧州市場の反応は冷静だ。ユーロ圏の借り入れコストは全体的に過去最低水準に近く、株価は7年ぶり高値に接近。また通貨ユーロもここ2カ月間、5セントという狭いレンジ内で推移している。
ギリシャの先行きに対する市場の見方が悪化していることを考えると、金融取引の平静さには驚くばかりだ。調査会社センティックスによると、投資家のほぼ半分がギリシャが1年以内にユーロ圏から離脱すると予想。一方、ユーロ圏全体に影響が波及するリスクを測る指数は過去最低となっている。
ラッセル・インベストメンツのストラテジスト、ウーテル・ストゥルケンボーム氏は「ギリシャには、ユーロ圏の景気回復を阻害するほどの影響力はない。周辺国への連鎖もない」との見方を示している。
ギリシャのユーロ圏離脱は現実的なリスクだが、専門家が示している見通しは、数年前に見られた市場の混乱ほどには暗いものではない。
ゴールドマン・サックスは、「グレジット(ギリシャのユーロ圏離脱)」の場合、イタリアとスペインの10年債は独連邦債との利回り差が最大で400ベーシスポイント(bp)超に拡大する、と予想する。
このスプレッドは2011/12年冬につけたピークを200bp程度下回る水準。さらに、期間10年の独連邦債の利回りがゼロに近いことを踏まえると、イタリアやスペインの名目上の借り入れコストは、3年前につけたピークの水準よりも300bp低いことになる。
<QEで安心感>
ギリシャ資産への海外民間投資家のエクスポージャーは段階的に縮小しており、ギリシャ債の大半は今では、他のユーロ圏諸国や欧州中央銀行(ECB)、国際通貨基金(IMF)が保有している。
それでも欧州市場が動揺していないのは、ECBの国債買い入れプログラム(OMT)や欧州安定メカニズム(ESM)など、これまで数年をかけて築き上げてきた各種の防火壁のお蔭。その中心的な存在が、先月開始されたばかりの1兆ユーロの量的緩和(QE)プログラムだ。
ドイツ銀行のエコノミスト、マーク・ウォール氏はクライアントに対して「QEがおそらく影響連鎖に対する主な防護になる」と述べた。
(Mike Dolan記者 翻訳:吉川彩 編集:北松克朗)
ギリシャがユーロ圏を離脱すると過半数が予想−BBG調査
2015/04/30 16:07 JST
【記者:Ian Wishart】 (ブルームバーグ・ビジネス):長期にわたる金融危機と救済融資をめぐる債権者側との対立を抱えたギリシャはユーロ圏を離脱するだろうと、ブルームバーグの端末ユーザーの過半数が予想している。
投資家やアナリスト、トレーダーを対象としたブルームバーグ・マーケッツ・グローバル・ポールで、回答者の52%がある時点でギリシャはユーロ圏を離脱すると予想した。予見可能な将来においてユーロ圏にとどまるだろうとの回答は43%だった。1月半ばの同じ調査では離脱予想は31%、残留予想が61%だった。
チプラス政権が選挙公約である緊縮策縮小にこだわる中、ギリシャは救済融資を受けられずにいる。銀行は欧州中央銀行(ECB)の緊急支援に頼っている。
調査会社IHSグローバル・インサイトのシニアエコノミスト、ディエゴ・イスカロ氏は、「銀行セクターはギリシャのアキレスけんだ。ECBが流動性供給をやめることを決めれば事態は今よりさらに危うくなる。それが最終的に離脱を引き起こし得る」と語った。
4月の調査で年内の離脱を予想したのは18%。22%が2016年末まで、12%が17年以降の離脱をそれぞれ見込んでいる。
調査はブルームバーグ端末ユーザー1280人を対象に14、15日にセルツァー社が実施。誤差率はプラス・マイナス2.7ポイント。
原題:Majority Sees Greece Headed for Euro Exit in Bloomberg User Poll(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:リガ Ian Wishart iwishart@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先: Richard Bravo rbravo5@bloomberg.net 木下晶代
更新日時: 2015/04/30 16:07 JST
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