01. 2015年1月20日 12:14:17
: d1INYqu1to
これ、「詐欺」でしょ? 虫コナーズ バポナ などの「空間虫よけ剤 昨年の夏は暑く、蚊が大量に発生しました。 また、「デング熱騒動」も起き、屋外作業で、しょっちゅう、蚊にさされている人間としては、「何とかしないと大変だ」ということで、いろいろと殺虫剤を買いました。(これも全部自腹です。トホホ)特に、ゴミ集積場がひどかったです。住民のゴミ出しマナーが悪いことも手伝って、蚊が大量に舞うのです。 ここで、ひどいマナーのゴミを長時間かけて整理していると、完全防備のつもりの服装をしていても、顔が刺されたり、首が刺されたり、ズボンの裾から入り込んだ蚊に足を刺されたり・・・・ ひどい目に逢いました。 「困ったなあ、なんか、いい薬品はないだろうか?」と思った時に、目に入ったのが、金鳥の「虫コナーズ」のテレビCM。 吊るすだけ 屋外でもOK 虫を避けるバリアを貼ってくれる 手間いらず 火も使わない と、いいことづくめ。 ちょうど、その時は、新しい清掃員さんが、「ここは蚊が多くて働きたくないです」と文句を言っていたこともあり、虫コナーズは、一個で800円くらいして、けっこう高額なのですが、自腹で8個ほど買って、さっそく、ゴミ集積場に吊るしてみました。 「風が強いと効果が無い」ってことは覚悟していたけど、完全無風状態でも、ゴミ置き場には蚊がブンブン。 まったく、効き目なし。 金をドブに捨てました。 でもって、今回、こんなニュースが。 <朝日新聞>玄関やベランダで使う空間用虫よけ剤を販売する大手4社に、消費者庁が景品表示法違反(優良誤認)で措置命令を出す検討をしていることが17日分かった。風通しのよい場所では効果が不十分だったという。命令の内容次第で、4社は表示を変えたり再発防止策を講じたりしなければならない可能性がある。 関係者によると、措置命令の対象は大日本除虫菊、フマキラー、アース製薬、興和の4社。「虫コナーズ」などの商品名で空間用虫よけ剤を販売している。玄関やベランダに商品をつるしたり置いたりすると、成分が少しずつ蒸発してユスリカやチョウバエを遠ざける仕組み。各社は「簡単虫よけ」などと商品や広告に表示していた。しかし、消費者庁が分析すると風通しがよい場所では成分が空気中に残りにくかったという。 ああ、やっぱりかあ。 と思ったわけですが、メーカーの金鳥のHPを覗くも、この件に関する発表は何もなし。 とりあえず、金鳥に電話をしてみたら、驚くべき回答が。 「この商品は、ヤブカなどの、人を刺す蚊には効きません。効果があるとされるのは、ユスリカだけです」 たしかに、箱の裏側の、小さな小さな文字を見ると、「対象 ユスリカ チョウバエ」と書かれている。 でもって、「ユスリカというのは、刺さないんですか?」と質問すると、「ユスリカは、蚊という名前ですが実は蚊ではありません。刺しません」という回答。生物学的には「蚊」ではないんだそうだ。 「なんなんだ、それ???」 渡辺喜美もびっくりするほどの、「唖然」だ。 だから、刺す蚊を寄せ付けない、ということは、最初からないんだってこと。 なんか、「TPP絶対反対! ウソつかない ぶれない」というポスターを作って参議院選挙に勝った自民党も真っ青の開き直り。 そんな商品を、五月みどりとか使って、「虫が来ない」とか、大々的に宣伝してたのか? ヤブカは虫じゃないのかよ。だったら、「ユスリカコナーズ」って商品名にしないと、洞爺湖、もとい、アカンでしょ? ほんと、完全に詐欺だ。 ちなみに、金鳥の人が言うには、「昔ながらの蚊取り線香が一番ですよ」とのこと。これはたしかに言えている。私も、草刈りの時も、蚊取り線香を大量にしようしてやっている。 ( http://blog.livedoor.jp/kazutoyo11/archives/52063461.html ) |