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ダイコー家宅捜査で新事実続々…廃棄食品横流しの深い闇
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/173520
2016年1月17日 日刊ゲンダイ
「みのりフーズ」のチキンカツ(岐阜県公式HPから)
カレーチェーン店「CoCo壱番屋」の廃棄カツが横流しされ、スーパーなどに出回っている騒動は底なし沼の様相だ。壱番屋が産廃業者「ダイコー」(愛知県稲沢市)に処分を委託したのは2010年。昨年12月以降だけでビーフカツ、チキンカツ、ロースカツ、メンチカツの4品目で約10万3800枚、過去にさかのぼるとチキンカツだけで20万枚以上に上るという。
改めて、闇の深さにゾッとするのだが、消費者問題研究所代表の垣田達哉氏はこう言う。
「汚染米やウナギ偽装と今回のケースは次元が違います。ココイチ側は人の口に入れてはマズイと廃棄を依頼したのに、産廃業者側が転売していたのですから。こうなると、他の廃棄食品はキチンと処分されているかという疑念が出てくる。ココイチのケースは氷山の一角の可能性が大いにある。というのも、廃棄の依頼主は業者が提出する『管理票』と呼ばれる書面を信用するほかないのが現状なのです。一方、中小のスーパーや弁当屋などはブローカーに仕入れを頼っている。安さで勝負している店はこぞってお値打ちの“出物”を求めています」
愛知県警が14日、廃棄物処理法違反の疑いでダイコーを家宅捜索すると、転売サイドの足並みが乱れ始めた。ダイコー側は「横流しは今回が初めて」と釈明しているが、ダイコーと直接取引する製麺業者「みのりフーズ」(岐阜県羽島市)の実質的経営者の岡田正男氏(78)は、「数年前からビーフカツも仕入れた」「ビーフの横流しが公になったので、ダイコー側から他のカツの仕入れを隠すよう連絡があった」などと証言。これまでの取引でも、帳簿を残さず、段ボールは詰め替えるように指示されていたと明かした。
「産廃業者への委託料は1トン1万2000円ほど。委託料を丸取りした上、常態的に原価ゼロの商品を転売していたとしたら、相当に悪質です」(垣田達哉氏)
大西一幸社長(75)が1978年に立ち上げたダイコーの台所事情は火の車だ。信用調査会社によると、14年8月期は売上高4億5500万円に対し、最終利益は150万円ほどだった。
「愛知県津島市内にある大西社長の自宅は約35坪ほどですが、根抵当権の譲渡が繰り返され、地銀からノンバンクを経て債権回収業者に回されています。まともな金融機関に見放されたということです」(調査会社関係者)
ココイチはダイコーにナポリタンソースやラーメンスープの廃棄も委託していた上、みのりフーズの冷凍庫からココイチ製品以外の賞味期限切れ冷凍食品が大量に見つかった。何がどこでどう流通しているか分からなくなってきた。
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