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日経平均は1万6901円割れの可能性も消えていません
http://newsbiz.yahoo.co.jp/detail?a=20160114-00100461-shikiho-nb
会社四季報オンライン 2016/1/14 22:51 横山 利香
日経平均株価は1月の大発会以来、12日まで6日続落となりました。昨年12月の取引時間中の高値2万0012円から、12日には1万7184円まで値下がり。下落幅は2800円あまりに達しました。
2016年の株価レンジは1万7300円プラスマイナス500円から2万1000円前後を想定していたので、下限の水準まで売られた格好です。株価チャートを見ると、日経平均は下落3波動の形成中ですが、最終波動の下落C波も終盤を迎えた可能性が高いと考えています。
13日の日経平均は24カ月移動平均線の水準で下げ止まったようです。大発会から続いた下落の流れもひとまず止まりそうなので、少しは地合いがよくなるかもしれません。しかし、昨年9月に付けた安値1万6901円を割り込まずに反発するのかどうかを判断することは難しそうです。安値を試す場面も想定しておいて損はないでしょう。
年初からの株価下落の一因に、円高が挙げられます。ドル・円相場は一時、1ドル=115円台までドル安円高方向に振れました。2012年末からは一貫してドル高円安基調が進行。チャートを見る限りは、中長期的な流れが週足の移動平均線でサポートされる傾向が強いと見ており、常に「ドル・ロング(ドル買い)」のポジションでした。ところが、足元は26週移動平均線を大きく割り込んでおり、変化が生じ始めたのかもしれません。
市場では地合いの悪さも手伝って、インフォテリア <3853> やさくらインターネット <3778> といったフィンテック関連銘柄に年末年始から人気が集まっています。民泊関連の銘柄に気をとられていたため、初動にうまく乗ることができなくて残念に思っていたところ、14年9月の上場時から取引しているリアルワールド <3691> が人気化しました。
ビットコインの販売、買い取りを手掛けるbitFlyerと業務提携することを発表したのをきっかけに昨年12月、急騰劇を演じましたが、年明けに再びフィンテック関連株の一つとして買われました。
この値動きに急いで飛び乗ってはみましたが、これまでの決算発表、板の薄さ、ストップ高の張り付き具合などを総合的に勘案すると、保有し続ける自信が持てずに8日のストップ高水準3700円で売却しました。週明け12日にも一時、前日比4400円のストップ高まで株価が上昇したので若干の心残りはありますがその後、株価は乱高下しています。
とりあえず株式市場の地合いもはっきりしないので、話題のテーマ株に個人投資家人気が集中しやすい傾向がしばらくは続くかもしれません。欲をかかずにしっかりと利益確定するのに徹したいところです。
(毎週木曜日に掲載)
横山利香
ファイナンシャルプランナー。出版社を経て独立。現在はテクニカルアナリストとしても活躍。投資・マネー雑誌を中心に執筆・講演活動も行っている。投資ブログ「FP横山利香のトレード日記」も執筆中。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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