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米国株、ダウ続伸し117ドル高 中国市場の安定や目先の戻りを期待
http://www.nikkei.com/markets/kaigai/summary.aspx?g=DGXLASB7IAA05_13012016000000
2016/1/13 6:21 日経新聞
【NQNニューヨーク=神能淳志】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は続伸した。終値は前日比117ドル65セント(0.7%)高の1万6516ドル22セントだった。中国の金融・資本市場が安定に向かうとの期待が投資家心理を改善させた。昨年末からの急速な下げで米株式には目先の戻りを見込んだ買いも入った。
朝方にダウ平均は上げ幅を一時192ドルまで広げた。中国人民銀行(中央銀行)は12日、香港など中国本土外(オフショア)の外国為替市場で異例の人民元買い介入に踏み切った。急速な通貨安や中国株の下げに歯止めが掛かり、市場が安定するとの見方が米株式の買い安心感につながった。
買い一巡後、ダウ平均は下げに転じる場面もあった。ニューヨーク原油先物相場は一時1バレル29ドル台後半まで下げて約12年ぶりの安値を付けた。業績への警戒からエネルギー関連株などに売りがかさみ相場を押し下げた。中国の景気や市場への警戒は根強いことも米株式相場の重荷となった。
取引終了にかけては買いが勢いを増した。昨年末からのダウ平均の下げ幅は1000ドルを超え、約3カ月ぶりの安値圏で推移していたため、米株式には目先の戻りを期待した買いが入った。安値を更新した原油先物相場が次第に下げ幅を縮めたこともエネルギー株の買い戻しを誘った。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は9営業日ぶりに反発し、前日比47.930ポイント(1.0%)高の4685.919で終えた。
業種別S&P500種株価指数は全10業種のうち8業種が上昇した。「IT(情報技術)」や「ヘルスケア」などが上げた。一方で「公益事業」と「電気通信サービス」が下げた。
個別ではコーヒーチェーンのスターバックスが高い。中国での新規出店を加速すると発表し、将来の業績拡大を期待した買いが優勢だった。
証券会社が投資判断を引き上げた半導体のインテルが上げたほか、同業の買収に伴って業績見通しを上方修正したアイルランドのバイオ医薬品メーカーのホライズン・ファーマも高い。医療保険のユナイテッドヘルス・グループなども上げた。
一方、非鉄大手のアルコアが9%下落した。前日夕に発表した2015年10〜12月期の決算で売上高が市場の期待に届かなかったことなどが嫌気された。ダウ平均の構成銘柄では化学のデュポンや小売り大手のウォルマート・ストアーズなどが下げた。
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