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2万円のトースターが売れた2015年、白物家電は「原点回帰」で基本性能がアップ
http://nikkan-spa.jp/1008887
2015.12.31 日刊SPA!
今年もさまざまなジャンルで進化と変貌を遂げたデジモノ。どのジャンルも魅力的なプロダクトが続々登場した。そこで、今年の進化と’16年の展望をデジモノ、キッチン家電を愛するPC&デジタル家電ライターのコヤマタカヒロ氏に語ってもらった
■白物家電は「原点回帰」で基本性能がアップ【家電】
やはり一番はバルミューダのトースター(実売価格¥25,000前後)です。「毎日食べるパンが、これだけおいしくできるならこの値段でもいいよね」とみんなが納得する商品でした。6枚100円の食パンでも小麦の香りがふわっと漂う。今年は全般的に白物家電が原点回帰して、基本性能がちゃんと伸びた1年でした。
BALMUDA The Toaster (実売価格¥25,000前後)
ロボット掃除機も面白いです。去年はパナソニックのルーロなど国内各社が新製品を出しましたが、今年は海外勢の反撃が始まった。世界ナンバーワンのルンバ、2のネイトが新製品を出し、10月にはキャニスターやハンディでダントツ人気のダイソンが参入しました。 また、掃除機の画期的な追加機能として、三菱電機が排気を利用したエアブロー機能付き掃除機を出した。その他にもレイコップなど、布団掃除機市場も一気に膨らんでいます。
Dyson 360 Eye (実売価格¥138,000前後)
炊飯器は東芝ですね。羽釜でつくったかまどで炊くことを模したモデルが、おいしいお米が炊けて今年では最高の出来でした。シャープの電気煮込み鍋「ヘルシオホットクック」は評価が高く来年も盛り上がりそうです。
●BALMUDA The Toaster
上下の独立駆動するヒーターに加え、スチームで外はパリッと中はシットリとしたパンに焼きあげるトースター。チーズトーストなどのモードを搭載する
●Dyson 360 Eye
ダイソンの掃除機で培われたテクノロジーに基づいて設計され、他のロボット掃除機の4倍の吸引力を実現。専用のアプリで外出先からもコントロールやスケジュール予約が可能
【コヤマタカヒロ氏】
デジモノ、キッチン家電を愛するPC&デジタル家電ライター。『日経トレンディ』『家電Watch』などに連載を持つ
取材・文/北村篤裕
― 2015年のデジタル流行大賞 ―
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