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(回答先: 中国新車販売、不振続く 8月5カ月連続減:消費者心理曇る 海外勢、生産調整広がる 投稿者 あっしら 日時 2015 年 9 月 13 日 04:58:26)
海外経済・輸出の景気判断 日銀、中国減速で下方修正
日銀は14日から開く金融政策決定会合で、景気判断のうち海外経済や輸出の判断を引き下げる検討に入った。中国経済の減速の影響が広がってきたためだ。アジア諸国の経済低迷が長引き、日本の輸出も伸び悩んでいるとの認識を盛り込む。設備投資や個人消費など内需への影響は限られるとみて「国内景気は緩やかな回復を続けている」との基調判断は据え置く。
中国減速で自動車輸出にも懸念が
日銀は経済・物価情勢などを2日にわたって議論し、15日に決定内容を公表する。黒田東彦総裁が同日午後に記者会見を開く。景気の基調判断にあわせて物価上昇シナリオも今のところ崩れていないとみており、現時点での追加金融緩和には慎重な意見が多い。
これまで海外経済は「一部になお緩慢さを残しつつも、先進国を中心に回復している」としてきた。米国など先進国の需要回復の恩恵が新興国にも波及するという構図に変わりはないとみているが、中国経済は下げ止まりの兆しがなお見えない。8月の中国の輸入は前年同月比13.8%減で、10カ月連続で前年水準を割り込んだ。
中国をはじめとしたアジア経済の弱さは日本の輸出にも影を落としている。貿易統計をもとに日銀が試算する7月の実質輸出は、4〜6月平均と比べ0.5%減少した。日銀は輸出について「振れを伴いつつも持ち直している」と表現してきたが「輸出は横ばい」との見方が出ている。
日本を取り巻く外需はさえないが、内需への波及は今のところ限定的とみている。企業は高い利益率を背景に、設備投資への積極姿勢を崩していないと分析。家計も食料品の値上げで不要不急の消費を控える動きもあるが、8月前半の暑さでエアコンなど家電販売が伸びるなど底堅さを保っていると判断している。
[日経新聞9月10日朝刊P.5]
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