http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/862.html
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このタイトル、意味深長です。2次検査以降は公的な負担は基本的になく、自己負担で普通の保険診療ですから、県の制度に入っていない病院に行く方が多い様子。その結果、県の統計に入らないガン事例がある。
そのことが分かるのは「昨年12月末現在で、がんが確定したか疑いがあるとされたのは167人。うち116人は2011年秋から13年度までの1巡目検査で、51人は14年度以降の2巡目検査でわかった。」であるから。
県民健康調査「甲状腺検査(本格検査)」実施状況
http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/151272.pdf
によると、
*以下引用開始:
一次検査実施状況
平成 26 年 4 月 2 日から検査を開始し、平成 26 年度の 25 市町村に加え、平成 27 年度は
34 市町村の計 59 市町村 381,261 人(平成 27 年 12 月 31 日現在)を対象として、236,595
人(62.1%)の検査を実施した。※1,2
そのうち、220,088 人(93.0%)の受診者について検査結果が確定し、結果通知を発送し
ている。※3
検査結果は A 判定(表 1 の A1 及び A2 判定)の方が 218,269 人(99.2%)、B 判定の方が1,819 人(0.8%)、C 判定の方は 0 人であった。
(*以上引用終わり)
とあり、二次検査を受けているはずのB判定の方たちが1819名となっている。しかし、記事では「がんが確定したか疑いがあるとされたのは167人」だけ述べていて、B判定となった人たちの1割程度の人数にしか言及していない。本来なら、B判定の人たち全員が2次検査を受けて、その結果、何人が癌ではなかったと判明したと述べる必要がある。
つまり、この報道では、福島県の2次検査を受けていない人、及び、もともと、福島県の検査を受けていない方たちの結果を含めていない。
http://www.asahi.com/articles/ASJ2J2TBGJ2JUBQU00G.html
福島県の甲状腺がん、確定は1人増えて116人
大岩ゆり2016年2月16日08時40分
福島県は15日、東京電力福島第一原発事故当時18歳以下の約38万人を対象にした甲状腺検査で昨年10月から12月の間に新たに1人ががんと診断され、合計116人になったと発表した。
昨年12月末現在で、がんが確定したか疑いがあるとされたのは167人。うち116人は2011年秋から13年度までの1巡目検査で、51人は14年度以降の2巡目検査でわかった。1巡目では101人が手術を受け、1人が良性、100人ががんと確定した。2巡目では16人が手術を受け、がんが確定した。
県の検討委員会では、チェルノブイリ原発事故に比べて福島県民の甲状腺被曝(ひばく)が少なく、チェルノブイリで甲状腺がんが多発した乳幼児に発生していないことなどから、「いま見つかっている甲状腺がんは被曝の影響とは考えにくい」としている。
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