http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/724.html
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原発がれき撤去で付着 南相馬の13年産コメ汚染で京大教授 (福島民友 2016/1/18)
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20160118-043101.php
南相馬市の2013(平成25)年産米の一部に放射性物質が固まって付着していた問題で、現地で調査を進めてきた京大大学院医学研究科環境衛生学分 野の小泉昭夫教授は17日、13年8月の東京電力福島第1原発のがれき撤去作業中に同市に放射性物質が飛び散ったとの見解を発表した。小泉氏は〈1〉シ ミュレーション結果〈2〉粉じんの放射能の測定結果〈3〉シミュレーション結果に一致する地点の土壌中からストロンチウムが高濃度で検出されている―こと を根拠にしている。
同市で開かれた汚染米の調査報告会で示した。
小泉氏は、南相馬市民らと共に、気象条件などを考慮して福島第1原発からの放射性物質の飛散を模擬再現。大気や土壌調査、セシウム137の予測値と実測値の比較を行ったほか、土壌中の放射性セシウムとプルトニウム、ストロンチウムを測定した。
調査結果によると、南相馬市内の21カ所で採取した土壌のうち、3カ所でストロンチウムを検出。シミュレーションで飛散が予想される同市原町区の 太田神社近くで採取した土壌から高い値のストロンチウムが検出されたことから、「11年の原発事故以降に原子炉近くの粒子が飛散したことを示唆している」 とした。
同問題をめぐり、農林水産省は明確な汚染源を特定しておらず、原子力規制委員会は、がれき撤去が原因である可能性は低いとしている。
------(引用ここまで)------
これからも建屋の解体が続きますが、そのたびに危険な放射性粉塵が舞い上がり、
それが首都圏を含め広範囲に広がるということです。
これではいくら除染をしても何の意味もありません。
飛散の問題を防ぐために、旧ソ連は国家の威信をかけて、突貫で石棺を建設して
事故を起こしたチェルノブイリ原発を覆ったのでした。
これにくらべ福島第一は、流入する地下水で汚染が海に垂れ流し、溶融燃料は沈下し
地下水にぶつかって放射性蒸気を噴出、風が吹けば粉塵が舞い上がると、絶望的な状況です。
(関連情報)
「がれき撤去で飛散、コメ汚染 福島第一の20キロ先水田(朝日新聞)」 (阿修羅・赤かぶ 2014/7/14)
http://www.asyura2.com/14/genpatu39/msg/325.html
「福島第一原発より放射性物質のダスト飛来。線量上昇85倍・この事実は報道されていません。
つまり非常に重要です。7/28上昇」 (阿修羅・てんさい 2015/7/30)
http://www.asyura2.com/15/genpatu43/msg/506.html
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