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<減るどころか増えた汚染水地獄>海側の遮水壁を閉じてから何百トンと汲み上げて建屋に戻す毎日。このまま放っておいたら遮水壁が海側に倒れちゃう!?1/4東京電力会見(文字起こし)
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2016/01/10 みんな楽しくHappy♡がいい♪
2910
木野:
護岸付近の観測孔は、以前から海の出入りを含めて遮垂壁が機能しているかどうかの確認で塩分濃度って大事だと思うんですけれども、これはなんで公表しないんでしょうか。
白井:
基本的には放射性物質の流出といったものが一番の大きな問題だと思っておりますし、遮水壁の内側より外側の方が高いですし、海の水が入るということよりは逆の流れになるかと思います。
特に塩分濃度について公表しないというのではなくて、重要なのは放射性物質というふうに考えています。
木野:
放射性物質の数字を出すのは当然だと思うんですけれども、一方で、塩分濃度は遮水壁、海の流出が問題になった時に、2年前ですけどね。
塩分濃度がどうかというのは大事なポイントになったはずで、水の行き来があるかどうかがすぐにわかるわけじゃないですか。
なので、これは公表してもいいんじゃないかと思うんですけれども、公表できない理由というのがもしなければ、出していただいてもいいのかなと思うんですけどいかがですか。
白井:
先ほども話しましたように、基本的に海側遮水壁が現段階で閉じた状態として、海側遮水壁の内側の方が水位が十分高い段階で維持されております。
そういった意味で海の、逆のパターンはあるかとおもいますけれども、
海の水が内側に入ってきているということは、まずないのかなというふうに考えています。
ですので、そういった必要性は今の所ないのではないかと思いますが。
木野:
水位が高い状態で維持されているというお話ですけれども、
じゃあ、水位は一定で変わらないということですか?
白井:
基本的に、OPでお話しますけれども、
OPでいった時の3.4とか、それぐらいで今一定で、制御はしております。
木野:
海側の行き来がないということは、その水位が変わらないということと、
それ以外には「出ていない」ということの裏付けになるようなデータというのは、
海の港湾内の濃度ということなんですか?
白井:
えーっと、木野さんのおっしゃる「出ていない」というのは、
「中の水が外に出ていない」ということですよね。
木野:そうです。
白井:それとも「外の水が中に入ってきていない」ということですか?
木野:
中の水が出ていれば、行き来があるということなので、それは水位の変動によって当然外のが中にも入ってくると思うんですけど。
どっちでも結構なんですけど、中の水が出ていないことの裏付けになるのは、海側の港湾内の濃度ということになるんですか?
白井:
そうですよ。
港湾内の濃度が特に、大きく放射能濃度が上昇しないといったことになると思います。
木野:
その港湾内の濃度なんですけれども、以前にもご説明があったような気がするんですが、
一定程度下がった後下がりきっていないですよね。
これは継続的に出ているということの証左だと思うんですけれども、
だとするとやっぱりどこからどのように出ていて、どう流れているかというのは確認が必要じゃないかと思うんですが、
それは今後も調査する予定というのはないんでしょうか?
白井:
今のところ港湾内につきましてはすぐに、遮水壁をとおしてすぐにといったものではないというふにかんがえております。
また港湾の中には排水路等からも水が入り込んでいるといった状況ですので、
長期的にその効果を確認していく必要があると考えています。
ですので今、トリチウム等の分析結果、なかなか、2週間とかそのぐらいかかりますので、
それがなるべく早くまとまった段階でお示しするようにはしてございますけれども、そちらを。
で、まとまった段階で適時お示しをさせていただいています。
そちらでもまだ、下がりきったとか、そういう状態ではないと判断をしています。
木野:遮水壁を閉じてすぐに下がったものではない?
白井:遮水壁を閉じてすぐに下がって、また一定になるとか、ゼロになるというものではないと思っています。
木野:
「遮水壁を閉じてゼロになるものではない」というのは、「排水路から入り込んでいる」というお話だったんですけど、
排水路からどれくらいの量が入り込んで、今のこういう汚染の濃度になっているというような、その分析はあるんでしょうか?評価は。
白井:
そういった評価をするのにも、ですから時間がかかるので長期的に様子を見ていくというふうにお話を申し上げております。
木野:どのぐらいかかるんでしょうか?
白井:
それはその下がり具合ですとか、分析結果に応じて判断していくことになると思いますので、今の段階で何ヶ月とか、何時ということをお示しするのは難しいと思います。
ただ、途中の進捗状況ですとか、分析の状況につきましては、適時お示しして公表をさせていただいています。
木野:
そうするとそれまでは「遮水壁の効果がきちんと出ているのかどうかはよくわからない」ことになるんでしょうか?
ようするに遮水壁があっても海に出ているものが全部止まるわけではないし、
一方で遮水壁の効果自体もどの程度のものかというのが判定しにくいということなんでしょうか?
白井:
遮水壁を閉じたことによって放射性物質の濃度は下がっていると。
「低下傾向にある」といったことはすでにお示しをさせていただいているかと思います。
後は「これがどのくらいになっているか」といったことを確認をしている。
で、それで「ちゃんと効き目があるか」ということはその結果を見て判断をしたいと申し上げているだけです。
木野:
要するに判断をまだされていないということは遮水壁の効果というのがどのくらいかというのもまだ判断ができていないということですね?
白井:
ですから定量的な判断ではなくて、低下傾向にあるということまでは出てきていると。
定量的な判断はまだしていないと申し上げています。
木野:
定量的な判断ができない以上は、排水溝、排水路から入り込んでいるだけなのかどうかというのも分からないわけですよね。
だからそれを早くやらなければいけないのではないかと思うんですが、そのへんはされないんでしょうか?
白井:
そういったことも含めて評価するのには時間がかかるので、長期的に分析等を今も継続しているところです。
木野:
時間がかかるというのは御社の判断ですか?それとも何か分析機関が、研究機関とかですね、というところがそういう判断をされているのか、
白井:もちろん当社でそう考えております。
木野:
なぜ時間がかかってもいいというふうに判断されているんでしょうか?
先ほど一定の汚染水に関して一定のめどが立ったというようなお話もあったんですけど、
めどが立っていないと思うんですけど、それでは。
その辺をちょっと、細かいことですが、言葉に齟齬があるように思うんですけど、
その辺は判断しなくていいという判断があったんですかね。
白井:
繰り返しお話していますけれども、低下傾向にあるということはもう確認ができておりますので、一定の効果は出ているということは言えると思います。
その結果として具体的に定量的は評価をするには時間がかかるというふうにお話をさせていただいております。
木野:
ですから「効果が出るまでの時間がわからない」とおっしゃるので、早くする必要はないのかなと思ったんですが、
それは「早くする必要はない」ということなんですね、じゃあ。
「時間がかかる」というのは御社の判断であって、それ以外のところがそう判断したわけじゃないですよね。
であれば、早くする方法がもしかしたら御社以外の所でですね、色々と調査をするとですね、
早くする方法なり手法があると思うんですけど、そういうのはされないんでしょうか?
白井:基本的には分析結果の評価ですので、当社が自ら分析した結果を評価していきたいと考えています。
木野:ずーっとまあ、そういったものは後回しにしても一定のめどは出ているといった判断があったということですかね?
白井:
繰り返しになりますけれども、現段階で開渠内で放射性物質の濃度が下がったといったことは確認ができていると。
下がっている傾向があるといったことは何回もお話させていただいている通りです。
今後もこの結果を見て全体の評価をしていきたいということをお話しております。
木野:
それはわかっているんですけれども、お伺いしたいのはその時間がわからないもので。
いつ結果が出るのか。
それを早くする必要はないんですか?ということなんですけど。
「それはない」という判断ですよね、今のお答えだと。
白井:
明確に期限を切って評価する必要はないかと思います。
そういったものではなくてしっかりとした正しい評価をする方が優先だと思います。3900
48:40
ファクター宮島:
これは1日最大汲み上げて建屋に戻した時の最大量っていうのは色々と凹凸があるでしょうけど、
1日最大でどのくらい汲み上げていますか?
要するに継続的っていうことじゃないんですよね。
その日その日で量が違うわけだけど、1日最大どのくらい建屋に戻した日がありましたか?
白井;
ウェルポイントで言いますと、こちらに大雨が降った時などにつきましては、1日ではなくて1週間になりますけど、
1週間で1800トンとか700トンといったものを汲み上げたことはございます。
現在は大体1日両方合わせて300〜400トンぐらいの水をくみ上げてタービン建屋に移送しています。
宮島:
私が聞いている話だと1日に600トン汲み上げて建屋に戻した日があったというふうに聞いていますけど、
要するにね、僕らがここへ週二回来ているのはやっぱりイチエフがどうなっているのかという変化を知りたいわけで、継続的に汲み上げているわけじゃないんですよね。
その時々で大量に汲み上げてみたり、いろんなことをしているわけですよね。
それは上からね、注水している注水量みたいに入れているわけじゃなくてTP2m前後の所で、その日の様子で大量に汲み上げたりしているわけだから、私は日報に「地下水のくみ上げを継続に行っており、これこれを建屋に戻している」というようなのを出していただかないと。
要するに、1日に600トン戻した日と、1日に200トンしか戻さない日というのは、これはイチエフのなかで最大の変化じゃないですか。
そういうことをデイリーでなくてもいいですけど、週間ごとに出していただけませんと、この記者会見をボイコットするぐらいにね、私は今の東京電力の質疑は疑問です。
要するに事実を公表しなければいけないわけでね。
じゃあもう一つ聞きますけど、TP2mの所でね、汲み上げるようになった理由というのはなんでしたっけ?
地下水ドレンの所2mで汲み上げるのは、なぜ今汲み上げざるを得なくなっているんですか?
白井:
地下水ドレンの汲み上げについては、海側の遮水壁を閉じたことによって、地下水の流れが食い止められます。
その結果、海側遮水壁の内側に水の水位が上昇していますので、その水位、をTPEで、え、2mぐらいで制御する、ということで、そちらに設定をして、汲み上げていると。
そういったものになります。
で、……
宮島:
いや、もっと早く言えば要するに、
海側遮水壁が、このまま放っておいたら海側に倒れちゃうからでしょ?
基本的にそういう問題があるから、TP2mの所で汲み上げざるを得ないような状況になっているわけですよね?
だから「遮水壁を閉じて汚染量が下がった」って言っているけど、
汲み上げるのをやめたら、地下ダム構造にまでなっていないわけだから、それ自体が破損する可能性もあるわけですよね。
だから、その必要性があって何百万トンか知らんけどね、毎日建屋に200トン戻しているとか、
そういう説明をしてくれないとね、なんのために記者会見に来ているのかよくわからないですよ。
さっき木野さんもおっしゃってたけど、やっぱり僕らが知りたいのは変化ですから。
皆さんはそれを希望的観測でおっしゃっているけど。
もっと言うと、今度規制庁の監視委員会があるのを確認したら2月だそうですね。
すると1ヶ月間我々には情報がないんですかね?
この記者会見は、例えば1日雨が降って800トンとかなんかをもしも建屋に戻すことがあっても、東電は公表しないと。
そういうのってほとんど、東京電力が去年「情報は公開するんだ」って言っている元々の条件に私は違反していると思うんですね。
やっぱり事実なんだから、そういうのをなぜ公表できないのか?
毎日毎日の炉心の温度とかそういうことよりもイチエフで起こっている変化は明らかに遮水壁を閉めたことで起こっているんだから、それについては要するに情報は公開して欲しいと。
なんでそれができないんですか?
経産省がそこの所の文句を言っているの?
なんでこんなことを公表しないのかということが私はわからないんですけど。
公表する気はありませんか?毎日でも、その数字を。
白井:
まず最初にお断りさせてあげたいんですが、陸側遮水壁、あ、失礼いたしました。
えっと、海側遮水壁を閉めて地下水をTP2mぐらいで汲み上げているのは倒れるからではありません。
どなたからそういう話を聞いたのか知りませんが、
そのせいで、倒れることを防止するために汲み上げているのではございません。
これは明確に否定させていただきます。
このままだと水が、OP4mの地面の所まで水位が上がってきてしまう。
それを避けるために水の汲み上げをしています。
これ以上やっていくと乗り越えてしまう。
移水することを防止するためであって、倒れることを防止するためではございません!
まずここは明確に否定をさせていただきます。
で、現在3.5ぐらいで評価をして、倒れることはないと評価をして、
折れるとかそういった、え…、損傷はないといったことはすでに公表をし、え、差し上げてございます。
あと、水位等の公開になりますけれども、サブドレイント、おー、…失礼いたしました。
えーっと、ウェルポイントと地下水ドレンの汲み上げ量につきましては、え、え、2週間、あるいは3週間に一回、平均の値になりますけども、そちらにつきましては毎週金曜日に、タイムリーではないですけれども、公表はしてございます。
今のお話は、日々もっと早くデータを公開すべきというご意見かと思いますので、
そちらについては社内の方でちょっと検討させていただきたいと思います。
宮島:
あの白井さん、わたしね、それが将棋倒、バタッと倒れるとは思っていませんよ。
だけど基本的に、上にいろいろ構造的にやっているということは、それだけ水圧がかかったら、やっぱり際どい状況になると。
部分的にゆがんだりたわんだりするということはあるわけだから、そういうことですよね。
だから別にね、全部が倒れるとは言っていませんけど、そこは破損する可能性があると。
だから汲み上げているんじゃなくて、越流が怖いから。
TP2mというのは、そっちが主な原因なんですね?
白井:はい。
宮島:
要するに越流が怖いと。
そうするとTP2mというのをコントロールしないといけない理由というのは、
荷重がかかることより越流だということなんですね?
本当にそうなんですね?
白井:はい。
宮島:
はぁ〜。
すると、雨が降ったりしたとしても、とにかくどんな状況になっても2m以上にしない。
2mより越えてきたらどんどん越流するとみていいんですか。
2mを越えると越流しちゃうの?
どれぐらい余裕があるんですか?越流するまでの距離は。
白井:
海側遮水壁の薄っぺらな所になりますので、
TP以外、OPでいうと
宮島:OPは3.5
白井:OPでいったら4mのところになりますが、
宮島:50cm余裕があるということですね。
白井:はい。
宮島:
わかりました。
それで、もう一回伺いますけど、なんでこの数字が公表できないのか。
それは東京電力がしているんですね。
これは経産省から言われてやっているんではなくて、自らそういう数字は記者に公開しないでいいと。
要するにそういう判断なんですか?
白井:
「公表しないではいい」ではなくて、先ほども話しましたように、時間遅れはありますけれども、1週間に一遍、1週間にどれぐらい汲み上げているかを
宮島:
だからさっきから言っているように1日に600トンも汲み上げたら、その600トンを汲み上げましたっていうことを公表しないでいいんですか?
2〜300だとあなたたちは言っているけれども、多い日は600トン汲み上げた日があるってわたしは聞いているんだけど、そういう日はやっぱり公表するのが当たり前なんじゃないですか?
それが東京電力の姿勢じゃないの?
要するにどれだけ汲み上げたかということについて、継続的にこれだけ汲み上げているというわけじゃないんですよ。
その時の状況で大量に汲み上げたりいろんなことをしているわけじゃないですか。
だからそういう時の公表姿勢ってどうなっているんですか?って。
毎日ったって、雨が降ったらこうするとか、なんでその数字が出せないのかというのがわからないんですけど。
そんなのは電話で聞けばわかるんじゃないですか、イチエフに。
そういうもんじゃないんですか?難しいんですか?その数字を出すのが、何トン汲み上げたっていうのは。
何トン汲み上げて建屋に戻したという数字がなぜ出せないのか?
それが今イチエフに起こっている一番の変化じゃないですか?
それ以外に何か変化があるんですか?
白井:
繰り返しになりますけれども、データにつきましては時間がタイムリーじゃないかもしれませんけれども、公表は差し上げてございます。
毎日にでも公表すべきというのはご意見として承りたいと思います。
車内の方で対応について検討させていただきたいと思います。
5856
木野:
今のウェルポイントと地下水のくみ上げの件なんですけれども、
これは去年の秋口ぐらいに僕を含めて何人か記者から質問があった際に「その数字は公表しない」という回答があった以降、その時点で月に1度ぐらいは数字が出ていたんですが。
一方で11月ぐらいから規制庁で毎週毎週週単位で1週間にどのくらい汲み上げているという数字は報告をしているわけですよね。
これを載せてくれればいいだけの話なんですが、なぜそれができないのかがちょっとやっぱりわからないんですけれども。
規制庁には毎週毎週報告をして、一方で会見で配布している資料には週単位のものが毎週同じタイミングで出るわけでもなく、なんでこの対応のズレがあるのかもわからないんですが。
その辺、揃えられないものなんですか?
白井:
先ほどの回答の繰り返しになりますけれども、タイミングとしてはぴったし規制庁にお出ししているのと一緒になっていないですけれども、ある程度、1週間とか2週間遅れた状況での公表はすでに差し上げてございます。
木野:毎週、週単位のものですか?
白井:
週単位で毎週金曜日に、えー、タービン建屋東側の分析結果といった資料をお出ししております。
確実にタイミングよく1週間ごとじゃなくて、時々2週間分まとめてというふうになっていますけれども、そういった中で全体についてはお示してございます。
ただ、今おっしゃっているように規制庁に出したものからは若干、時間的に遅れているのは事実です。
木野:
規制庁に出している資料をそのままこちらにも配布すればいいだけの話だと思うので、
それは是非お願いいたします。
1:1:8
ニコニコ七尾:
関連してなんですけど、お二方が仰った通りだと思うんですけど、
どうして規制庁とこの会見と、資料のタイムラグがあるんですか?
なぜですか?
規制庁から遅れてこちらに報告するというのは、単純に理由がわからないんですけど。
記者の方々からリクエストがあるのに、普通に答えていただけない理由がわからないんですけど。
白井:
基本的には確か、当社の公表の方が時間遅れがあったけれど早かったと思います。
そのあと規制庁の方に報告するようになったというふうに私は確か記憶をしております。
特にその公表の仕方の見直しをしていないと。
七尾:んっ???
白井:金曜日の資料の中には以前から入れておりました。
七尾:
普通にあっさりと「前向きに検討する」と言ってくださればいいと思うんですけど。
なんか、あんまりこれはもめるようなことでもないと思うんですけど。
これっていかがですか?
白井:データの公表の仕方につきましては、先ほどもお話ししましたように社内で検討させていただきたいと思います。
七尾:
「検討」という言葉の意味なんですけど、
わりと政府の会見でも、実は「検討」というのはほとんど「やる」という意味なんですよ、実は、一般には。
だけど東京電力の場合は「検討」というと「やらない」という意味になっていて。
そこは是非、「やる」方向で「検討」していただきたいと思います。
これだけリクエストがずっとあるので、きちっとやっぱり。
というのは、5年なんで、もうちょっとオープンに。
言葉だけじゃなくて、ベテラン記者からリクエストがある場合にはきちんと答える方向でよろしくお願いいたします。
白井:……。
七尾:感情的になるような話ではないと思うので、お願いします。
1:04:04
汚染水が増加 海側の地下水、濃度が高く
http://mainichi.jp/articles/20151231/k00/00m/040/082000c
毎日新聞2015年12月30日 22時06分(最終更新 12月31日 00時42分)
東京電力福島第1原発で、一連の放射性汚染水対策が効果を発揮せず、逆に全体の汚染水量を増やす事態に陥っている。海側に掘った「地下水ドレン」と言われる井戸から地下水をくみ上げ、海へ放出するはずだったが放射性物質の濃度が高く、原子炉建屋側へ移送せざるを得ないためだ。今年は汚染地下水が海へ流出するのを防ぐ「海側遮水壁」(総延長780メートル)が完成したことを受け、東電は「リスクを大きく低減できた1年だった」と総括するが、一進一退の状況は変わっていない。
東電は10月、地下水ドレンから地下水をくみ上げて海へ放出する作業を開始したが、5本ある井戸のうち4本の井戸水で、高濃度の放射性物質や塩分が検出され、海に流せなくなった。一方、海側遮水壁で流れをせき止められたため、地下水が増加。その水圧で、海側遮水壁が約20センチたわむトラブルも発生し、東電は補強工事をするなどの対応に追われた。
東電は、地下水ドレンや陸側の「サブドレン」と言われる井戸から地下水をくみ上げることで、1日300トンずつ増えていた汚染水を150トンに半減できるとしていたが、原子炉建屋側へ移送している汚染水は1日最大約400トンに上り、逆に増える結果となった。
東電第1廃炉推進カンパニーの増田尚宏最高責任者は記者会見で「(汚染水増加で)タンクを余計に作る結果になってしまったが、外部へは決して漏らさない」と述べた。
東電は、2016年度中には地下水の建屋への流入量を1日100トン未満に減らし、放射性物質を除去する多核種除去設備「ALPS」を稼働させることなどによって、東京五輪が開かれる2020年内に、汚染水の増加量をほぼゼロにすることを目指しているが、課題を積み残す結果となった。東電は廃炉作業全体については、2041〜51年の間に終えるとしている。【酒造唯】
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