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原発再稼働の「責任」 首相発言は安心担保にならない(福島で何の責任を取ったのか?)
http://www.asyura2.com/15/genpatu44/msg/111.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 10 月 09 日 12:57:37: N0qgFY7SzZrIQ
 

(回答先: 反対派住民叫び議場騒然 「議長、退場させい!」と議員が一喝 伊方原発再稼働を町議会容認(なぜか産経のみ混乱を報道) 投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 10 月 09 日 12:50:43)

伊方原発再稼働で地元は「事故の時国が責任とってくれるって」と容認してしまった。安保法制について何の根拠もなく「隊員に危険が増えることは無い」と軽く言い切った首相に対して、地元紙社説が意見を述べている。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用此処から)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201510098594.html
原発再稼働の「責任」 首相発言は安心担保にならない 2015年10月09日(金)

 「責任を持つ」とはどういうことか―。原発再稼働と万が一の事故時における「責任」の本質について、議論を尽くすべき時機だ。国や県、市町、国民それぞれが、他者に転嫁することなく、自分のこととして考えなければならない。
 国の原子力防災会議で、四国電力伊方原発(伊方町)の重大事故時の対応について、議長の安倍晋三首相が「国民の生命・身体や財産を守るのは政治の重大な責務で、責任を持って対処していく」と述べた。これを受けて中村時広知事は「責任を負う覚悟の表明と受け止めた。踏み込んだ発言で、県民に報告できる」と評価した。
 知事は、重大事故時に国が最終責任を持つとの首相の意思表示など8項目を国に要望。知事としての再稼働の是非の判断に要望の実現を重視する考えを重ねて示してきた。首相の表明で再稼働への条件達成へ大きく前進したとの認識がうかがえる。
 しかし、国が国民の生命や財産を守るのは、殊更言うまでもなく当然の責務である。国の言質を取ったことは成果ではなく安心の担保にもなり得ない。地元の県が、それを大きなよりどころとして、再稼働の判断をすることは到底容認できない。
 首相は具体的にどう責任を取るのか語っていない。実際、責任の取りようがないことは、東京電力福島第1原発事故でよく分かっているからだろう。
 事故から4年半を過ぎても、10万人以上が県内外での避難生活を余儀なくされている。放射性物質は海や森林、農地に影を落とし続け、産業の復興は厳しい。除染によって出る膨大なごみの処分先は見つからず、原発の廃炉作業や汚染水処理は全くめどが立っていない。
 いま現実に起きていることへの対応すら、まるで追い付いていないことは厳然たる事実だ。事故の責任の所在も曖昧にしたままである。にもかかわらず、責任を持つから再稼働に協力をと迫る首相の言葉は空疎で、無責任というほかない。
 首相は「原子力規制委員会が世界で最も厳しいレベルの新規制基準に適合すると認めた」と安全性を主張するが、規制委は「新基準適合で絶対安全とは言えない」とくぎを刺す。自然の脅威に対し、人間の能力には限界があり、人知による原発制御が不可能なことは福島の事故が如実に示している。誰かの責任で安全が保障されるかのような誤解をしてはならない。
 いざというとき、対応を迫られるのは地元自治体である。だが、多大な影響が懸念される原発30キロ圏内の5市町長は、再稼働など重要事項決定に意見する権限がないことを背景に、是非の判断を知事に委ねた。
 誰もが当事者でありながら、住民や将来世代への重い責任を他者に預けようとしてはいないか。不安を抱く住民を議論の蚊帳の外に置いたまま、いつの間にか判断がなされることは、決してあってはならない。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜(引用此処まで)

 

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コメント
 
1. 2015年10月09日 21:06:10 : RoKEkKNUsE
国や国民の生命財産を守る気がなく、逆に売り渡しているので、責任なんてハナから取る気がない。

殺人鬼が、任せて大丈夫って言ってるからって、かわいい子供を預けるのと一緒。


2. 戦争とはこういう物 2015年10月10日 10:47:29 : N0qgFY7SzZrIQ : 0lfblgLuXc
「ソウリデアルワタシガイウカラマチガイナインデス!」は裏流行語大賞にするべき。

3. 2015年10月12日 04:08:03 : DFFdGzH8Hk
2006年12月の国会答弁で、安倍晋三は、原発の電源喪失は起こらないと言って、
その結果、福島原発事故を起こしてしまった。

「安全だと国会答弁して福島原発事故を起こした安部首相が、
また安全と言っても誰が信じるか? 」
http://www.asyura2.com/14/genpatu40/msg/646.html

その責任もとらずに、国が責任をもつと言われても、誰が信じるか?


4. 2015年10月12日 10:01:46 : LY52bYZiZQ
2015年10月12日(月)
柏崎刈羽再稼働ノー

新潟 17団体が合同集会

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-12/2015101201_04_1.jpg
(写真)再稼働反対、原発ゼロの意思を示す参加者=11日、新潟県柏崎市
 新潟県の東京電力柏崎刈羽原発が再稼働への動きを進めている中、県内と長野県飯山市の17の市民団体からなる実行委員会は11日、「2015なくそテ原発・柏崎市大集会」を開き、悪天候にもかかわらず1300人が参加しました。

 東京電力が再稼働に向けて新潟本社を設立し、柏崎市議会と刈羽村議会が商工会議所や商工会が提出した早期再稼働を求める請願を採択。原子力規制委員会は福島原発と同じ沸騰水型の柏崎刈羽原発を集中審査することを決定しています。

 植木史将実行委員長(つなげよう脱原発の輪 上越の会代表)が「被災者の苦しみは続いている。3・11事故の原点に帰り、柏崎刈羽原発再稼働中止を求める知事あての署名目標達成で頑張ろう」とあいさつしました。

 福島原発告訴団の武藤類子団長がメインスピーチし、「二度と同じ悲劇を繰り返さないことが当事者の責任。キーワードはあきらめないこと、一人ひとりが考え、力を合わせることです」と訴えました。

 リレートークで、子どもをおぶった柏崎市の佐藤ふじえさん(仮名)は「子どもたちの未来のために、賛成の人にも働きかけたい」と述べました。

 アイドルグループ「制服向上委員会」が「ダッ!ダッ!脱・原発の歌」を歌いました。

 地元から参加した女性は「お母さんの話に涙した。知事には再稼働反対で頑張ってもらいたい。私たちも頑張る」と語りました。

http://www.jcp.or.jp/akahata/aik15/2015-10-12/2015101201_04_1.html


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