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MOX訴訟きょう判決 佐賀地裁(差し止め判決が出せるのか??)
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/350.html
投稿者 戦争とはこういう物 日時 2015 年 3 月 20 日 12:47:09: N0qgFY7SzZrIQ
 

 既に経済的には無意味で、核原料保持という「安全保障上」の意味しかないかのようなプルサーマル発電。未だに止めようとも言わない「アOのミックス経済」政権のもと、果たして裁判所は適正な判決が出せるのだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここから)
http://www.yomiuri.co.jp/local/saga/news/20150319-OYTNT50341.html

MOX訴訟きょう判決 佐賀地裁

2015年03月20日

 九州電力玄海原子力発電所(玄海町)3号機のプルサーマル発電を巡って、市民団体の130人が九電を相手取り、ウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料の使用差し止めを求めた訴訟の判決が20日午後3時、佐賀地裁で言い渡される。国が推進してきた核燃料サイクルに影響を与える可能性もあり、MOX燃料の危険性の有無を巡る司法判断に注目が集まる。

 東京電力福島第一原発の事故後、全国各地で原発関連の訴訟が起きているが、プルサーマル発電訴訟の判決は初めて。

 原告は、玄海原発から約240キロ圏内に住む九州7県の住民で、2010年8月に提訴した。

 原告側は、玄海3号機でMOX燃料を使うと、燃料棒とそれを覆う管に隙間が生じる『ギャップ再開』という現象が起きて、熱が内部にこもるなどし、最終的に燃料溶融や原子炉容器の破壊などの重大事故を起こす危険性がある、と主張。

 また、使用済みMOX燃料の処理方法が決まっていないため、玄海原発での長期保管が続くとして、「放射能漏れによる健康や環境への影響が懸念される」としている。

 これに対し被告の九電側は、MOX燃料はウラン燃料と同様の設計で、ギャップ再開は起こらないと反論。「万一、起きても重大事故は起きない」などと主張している。使用済みMOX燃料の処理に関しても「水温や水位などを適切に保つことで、安全に貯蔵できる」としている。

 プルサーマル発電は、国の核燃料サイクルの柱として推進され、06年に県と玄海町が事前了解。九電は09年12月、玄海3号機で国内初となるプルサーマル発電の営業運転を始めた。

 3号機は10年12月に定期点検で運転を停止して以来、稼働していない。九電は新規制基準が施行された13年7月、玄海原発4号機とともに安全審査を原子力規制委員会に申請。現在、再稼働に向けた審査が進められている。

 玄海原発のプルサーマル発電を巡っては、05年に県が主催した公開討論会で、九電が動員を行っていたことが福島第一原発の事故後に発覚し、問題となった。

【プルサーマル発電】

 使用済み核燃料から取り出したプルトニウムと、ウランを混ぜて新たな燃料(MOX燃料)を作り、原発の原子炉に入れて燃やす方式。現在はいずれも運転停止中だが、九州電力玄海3号機のほか、関西電力高浜3号機(福井県高浜町)と四国電力伊方3号機(愛媛県伊方町)で行われた。東日本大震災に伴う事故で、廃炉が決まっている東京電力福島第一原発3号機もプルサーマル発電だった。

2015年03月20日 Copyright © The Yomiuri Shimbun

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(引用ここまで)
 この新聞にしては踏み込んだ?引用の「討論会動員」は以下の通り。
◆九電やらせ:佐賀県が職員動員 玄海原発説明会に (毎日新聞)
http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/252.html
投稿者 しゅっぽ 日時 2011 年 8 月 04 日 07:01:33: ei5oaPhNA8VWQ

・関連:
◆核廃棄物処分の難しさを述べたとても良い記事の紹介です。( 核廃棄物 2 使用済みMOX燃料の500年問題 )
http://www.asyura2.com/15/genpatu42/msg/331.html
投稿者 taked4700 日時 2015 年 3 月 18 日 21:53:17: 9XFNe/BiX575U


 

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コメント
 
01. 2015年3月20日 15:20:00 : gB4qI8IWp6
MOX差し止め認めず=玄海原発3号機−佐賀地裁

http://www.jiji.com/news/kiji_photos/20150320ax16.jpg
 九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町、停止中)で使用するウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料には欠陥があり、重大事故が起きる危険性があるとして、住民ら130人が使用差し止めを求めた訴訟で、佐賀地裁(波多江真史裁判長)は20日、住民側の請求を棄却する判決を言い渡した。(2015/03/20-15:06)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2015032000608

<大間原発差し止め訴訟>実質審理入り決定

函館市が争点とする主な項目
拡大写真
http://photo.kahoku.co.jp/graph/2015/03/20/01_20150320_23055/001.html
 北海道函館市が青森県大間町の電源開発(Jパワー)大間原発の建設差し止めを求めた訴訟で、東京地裁は19日、原発の安全性に関する実質的な審理を進める方針を決めた。被告の国とJパワーが主張する原告適格や、訴訟で争うべき法律関係の存否(争訟性)の判断は先送りする。
 同日の口頭弁論後の進行協議で、増田稔裁判長が原告、被告双方に実質審理入りの方針を伝えた。今後、来年1月までに計3回の口頭弁論を開く予定。審理入りを踏まえ、増田裁判長は国に対し、保留している市の請求に対する認否の答弁を求めた。
 口頭弁論で、市は実質審理での争点を整理した書面を提出した。主な争点は表の通り。市側の弁護士は地震による最大の揺れ想定(基準地震動)の設定や耐震設計の妥当性など、地震対策から審理されるとの見通しを示した。
 国とJパワーは市に原告適格がなく、市が主張する「自治体の存立維持権」も争訟性がないとして、実質審理入りせず訴えを却下するよう求めていた。
 大間原発は、プルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を世界で初めて全炉心で用いる改良型沸騰水型炉で、出力138万3000キロワット。原子力規制委員会が現在、建設中の原発では初の新規制基準適合性審査を進めている。

2015年03月20日金曜日

http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150320_23055.html


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