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NHK 能登半島地震での鬼気迫る絶叫 山内泉アナに言及/スポーツニッポン
スポーツニッポン新聞社 の意見
https://www.msn.com/ja-jp/news/opinion/nhk-%E8%83%BD%E7%99%BB%E5%8D%8A%E5%B3%B6%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%81%A7%E3%81%AE%E9%AC%BC%E6%B0%97%E8%BF%AB%E3%82%8B%E7%B5%B6%E5%8F%AB-%E5%B1%B1%E5%86%85%E6%B3%89%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%81%AB%E8%A8%80%E5%8F%8A/ar-AA1n6zax?ocid=msedgdhp&pc=U531&cvid=b2e366b9bfd74b2195cc2809507f0be2&ei=11
NHKが17日、東京・渋谷の同局で定例メディア総局長会見を行い、1日に起きた能登半島地震で、同局の山内泉アナウンサーが鬼気迫る口調で避難を呼びかけたことが注目を浴びたことに言及した。
この件について、中嶋太一理事は「一部新聞等でも書いていただいたが、やはり東日本大震災が大きかった」と見解。「私も当時報道局におり、ニュースセンターにいましたが、アナウンサーの方々は当時のやり方で避難を繰り返し呼び掛けたんですが、残念ながら非常に多くの方がお亡くなりになった。NHK全体として災害報道で何がいけなかったのかを検証しながら対峙しているが、アナウンサーの方々にとっては自らが避難を呼びかけたのに亡くなってしまったことを重く受け止めて、当時、彼らとも話したが、やはり改善したいという声が出た」とした。
「災害担当のセクションにいる記者や専門家のアドバイスを受けながら、今回のように大津波警報が出た時には、命令調で“逃げてください”ではなく“逃げること”と強く言い切る」と指針を決めたという。「誰が担当の時でも同じようできるように、日ごろからくり返している」と説明した。
今回のアナウンスについては「今回注目していただいて、このことが人の命を守ることにつながったとするならばそれは非常にありがたいと思います」としたうえで「災害は災害のたびに顔も違う。1回1回、検証してこのアナウンスについて次につなげていきたい。これからもよりよくしていきたい」と語った。
1日午後4時10分ごろ、能登地方を震源とするマグニチュード7・6の大きな地震があり、同県志賀町で震度7を観測。同県輪島、富山県の富山港で大津波警報が発表されたほか、日本海側を中心に広い範囲で津波警報、注意報が出された。同局では番組を中断し、地震による各地の影響を伝えた。
中でも山内アナは津波警報を受け、叱るような強い口調で避難を呼びかけた。「ここは大丈夫だとは思うのは危険です。情報を待って逃げ遅れないで下さい!」「テレビを消さなくていいです!可能な限り逃げて下さい。高いところへ逃げること!」「今すぐ避難!今すぐ避難!東日本大震災を思い出して下さい!」。緊迫した様子で、被災地へ何度も警鐘を鳴らした。
元金沢放送局という山内アナの鬼気迫る呼びかけは視聴者にも届き、SNSなどで大きな反響を呼んだ。
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